目次
推薦のことば(坂本 歩)
推薦のことば(村居 眞琴)
はじめに
本書について
第1章 吸角療法についての概説
1 吸角法(抜罐法)とは何か
2 伝統的に行われていた吸角療法と現代の評価
3 吸角法の種類
4 吸角療法を行う準備
1.道具の準備
2.初学者の練習について
5 吸角療法を行う際の患者の姿位
6 吸角療法の副作用および注意事項
1.副作用に関する注意事項
2.その他の注意事項
第2章 手技について
1 新たな吸角療法のすすめ
2 閃火法
●閃火法の操作と注意点
3 留罐法に手技を加える
1.持続ひねり留罐法
2.ひねり緩解留罐法
3.ひねり揉捏留罐法
4 鍼上留罐法
5 巨大吸角留罐法
6 火龍鍼法と火龍鍼留罐法
1.火龍鍼法
2.火龍鍼留罐法
7 留罐に温補法と清熱法を加える方法
1.温補留罐法
2.鍼上温補留罐法
3.清熱吸角法
4.青龍吸角法
5.トルネード・シェイカー法
8 走罐法
1.走罐法について
2.身体の部位別に行う走罐法
9 火龍筒を活用した方法
1.火龍筒連続吸角法
2.「の」の字連続吸角法
3.温補按摩法
10 火遁竹龍筒法
第3章 身体各部に対する吸角法
1 背部・腰部に対する施術
1.肩上部から肩甲間部
2.肩甲間部から腰背部
3.背部
2 仙骨部・殿部に対する施術
1.仙骨部
2.殿部
3 胸腹部に対する施術
1.胸部
2.腹部
4 上肢部に対する施術
●肩関節から上肢
5 下肢部に対する施術
1.大腿部後面
2.大腿部前面
3.大腿内側面
4.大腿外側面
5.股関節
6.下腿部
7.膝窩
8.下腿部
9.足底
6 頭頸部に対する施術
1.頸部
2.顔面部
7 吸角法で全身治療を行う手順
第4章 治法について
1 中医吸角療法における病証に対する治療の組み立て方
2 中医学の治法から吸角療法を理解する
3 現在の中医学における吸角療法の治効と問題点
第5章 診察法について
1 脈診
1.脈診について
2.脈象
2 舌診
1.舌診について
2.舌診の内容
3 腹診
1.腹診について
2.典型的な腹証
4 腹診・脈診・舌診から組み立てる吸角療法
1.典型的な腹証に対する吸角療法
2.脈診・舌診・腹診の結果を吸角療法に反映する
第6章 弁証について
1 気血津液弁証
1.気病
2.血病
3.津液病
2 六経弁証
●六経弁証とは何か
3 衛気営血弁証
1.衛気営血弁証とは何か
2.衛気営血弁証
第7章 吸角療法が有効な証候
1 夜間頻尿
2 便秘症
3 陽萎
1.一般的な陽萎に対する吸角療法
2.高齢者の陽萎に対する吸角療法
4 アトピー性皮膚炎
5 喘息
1.小児喘息に対する吸角療法
2.咳喘息に対する吸角療法
6 カゼ(表証)
7 更年期障害
第8章 吸角療法を活用した中医学経筋治療
1 奇経治療について
2 経筋について
3 経筋病に対する吸角治療
1.弁証分類に応じた経筋病に対する吸角治療
2.経筋の治療に奇経脈を活用する
3.奇経脈経筋と姿勢バランスについて
4 運動器疾患に対する吸角療法
1.急性頸部捻挫に対する経筋鑑別と治療方法
2.急性腰痛症に対する経筋鑑別と治療方法
3.慢性腰痛症に対する治療
4.頸・肩こり症状に対する治療
5.肩関節痛に対する治療
6.膝関節痛に対する治療
第9章 奇経脈を活用した吸角治療
1 さまざまな疾患に対する奇経脈を用いた吸角治療
2 婦人科疾患に対する奇経脈を用いた吸角治療
1.中医婦人科の基礎知識
2.婦人科疾患に奇経脈を活用する
3 月経異常と胞宮病に対する奇経脈を用いた吸角治療
1.月経異常に対する吸角治療
2.胞宮弁証を活用した吸角治療
附録 手技名とその適応
索引
おわりに