目 次
はじめに
01 漢方薬はどんなときに必要か
●私はこれで漢方の虜になりました
●こんなときに漢方治療が役に立つ!
●おんなの一生に漢方治療は杖がわり
02 漢方医学ではからだや病気をどう捉えるか
●気血津液について
●五臓六腑について
03 漢方薬は弁当だ
●漢方薬を理解するために必要な生薬知識
04 おとな女子は疲れている
●気虚にみられる症状
●気虚の治療―補気剤
四君子湯【しくんしとう】
六君子湯【りっくんしとう】
附方:安中散【あんちゅうさん】
啓脾湯【けいひとう】
参蘇飲【じんそいん】
附方:香蘇散【こうそさん】
補中益気湯【ほちゅうえっきとう】
清暑益気湯【せいしょえっきとう】
帰脾湯【きひとう】
加味帰脾湯【かみきひとう】
半夏白朮天麻湯【はんげびゃくじゅつてんまとう】
釣藤散【ちょうとうさん】
清心蓮子飲【せいしんれんしいん】
05 おとな女子は冷えている
●冷えにみられる症候―寒証
●寒証の治療―去寒剤
人参湯【にんじんとう】
大建中湯【だいけんちゅうとう】
呉茱萸湯【ごしゅゆとう】
真武湯【しんぶとう】
当帰四逆加呉茱萸生姜湯【とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう】
桂枝加朮附湯【けいしかじゅつぶとう】
温経湯【うんけいとう】
五積散【ごしゃくさん】
06 おとな女子はのぼせている
●実熱を生じるメカニズムとその病態
●虚熱を生じるメカニズムとその病態
●虚実挟雑と寒熱錯雑を生じるメカニズムとその病態
●心肝火旺・肝陽上亢の治療―清肝瀉火剤
黄連解毒湯【おうれんげどくとう】
三物黄芩湯【さんもつおうごんとう】
温清飲【うんせいいん】
竜胆瀉肝湯【りゅうたんしゃかんとう】
一貫堂 竜胆瀉肝湯【りゅうたんしゃかんとう】
大柴胡湯【だいさいことう】
加味逍遙散【かみしょうようさん】
女神散【にょしんさん】
六味丸/六味地黄丸【ろくみがん/ろくみじおうがん】
滋陰降火湯【じいんこうかとう】
07 おとな女子は頭痛・便秘・肌荒れ・月経不順を辛抱している
●血虚を生じるメカニズムとその病態
●血虚の治療―補血剤
●血瘀を生じるメカニズムとその病態
●血瘀の治療―活血化瘀剤
四物湯【しもつとう】
当帰芍薬散【とうきしゃくやくさん】
十全大補湯【じゅうぜんたいほとう】
人参養栄湯【にんじんようえいとう】
温経湯【うんけいとう】
芎帰調血飲【きゅうきちょうけついん】
芎帰膠艾湯【きゅうききょうがいとう】
疎経活血湯【そけいかっけつとう】
七物降下湯【しちもつこうかとう】
当帰飲子【とうきいんし】
附方:消風散【しょうふうさん】
温清飲【うんせいいん】
桂枝茯苓丸【けいしぶくりょうがん】
腸癰湯【ちょうようとう】
附方:十味敗毒湯【じゅうみはいどくとう】
桃核承気湯【とうかくじょうきとう】
附方:清上防風湯【せいじょうぼうふうとう】
附方:排膿散及湯【はいのうさんきゅうとう】
通導散【つうどうさん】
附方:治打撲一方【ちだぼくいっぽう】
08 おとな女子はストレス満載
●肝の疏泄作用とその病態
●気の巡りの異常―気滞
●気滞の治療―理気剤・疏肝解鬱剤
●こころが不安定になったときの治療―安神剤
半夏厚朴湯【はんげこうぼくとう】
香蘇散【こうそさん】
女神散【にょしんさん】
四逆散【しぎゃくさん】
加味逍遙散【かみしょうようさん】
滋陰至宝湯【じいんしほうとう】
大柴胡湯【だいさいことう】
柴胡桂枝湯【さいこけいしとう】
抑肝散【よくかんさん】
酸棗仁湯【さんそうにんとう】
甘麦大棗湯【かんばくたいそうとう】
柴胡加竜骨牡蛎湯【さいこかりゅうこつぼれいとう】
柴胡桂枝乾姜湯【さいこけいしかんきょうとう】
桂枝加竜骨牡蛎湯【けいしかりゅうこつぼれいとう】
小柴胡湯【しょうさいことう】
芍薬甘草湯【しゃくやくかんぞうとう】
半夏瀉心湯【はんげしゃしんとう】
09 おとな女子はむくんでいるのか太っているのかわからない
●水滞を生じるメカニズムとその病態
●湿邪の治療―去湿剤
平胃散【へいいさん】
防已黄耆湯【ぼういおうぎとう】
五苓散【ごれいさん】
猪苓湯【ちょれいとう】
茯苓飲【ぶくりょういん】
苓桂朮甘湯【りょうけいじゅつかんとう】
苓姜朮甘湯【りょうきょうじゅつかんとう】
真武湯【しんぶとう】
半夏白朮天麻湯【はんげびゃくじゅつてんまとう】
当帰芍薬散【とうきしゃくやくさん】
防風通聖散【ぼうふうつうしょうさん】
五積散【ごしゃくさん】
10 おとな女子は咳や痰が長引きやすい
●肺の痰証
●痰の治療
二陳湯【にちんとう】
半夏厚朴湯【はんげこうぼくとう】
参蘇飲【じんそいん】
小青竜湯【しょうせいりゅうとう】
苓甘姜味辛夏仁湯【りょうかんきょうみしんげにんとう】267
麻杏甘石湯【まきょうかんせきとう】
清肺湯【せいはいとう】
小柴胡湯【しょうさいことう】
小柴胡湯加桔梗石膏【しょうさいことうかききょうせっこう】
竹筎温胆湯【ちくじょうんたんとう】
麦門冬湯【ばくもんどうとう】
滋陰降火湯【じいんこうかとう】
滋陰至宝湯【じいんしほうとう】
11 おとな女子は排尿トラブルで人知れず悩んでいる
●尿の生成・蓄尿・排尿の仕組み
●下部尿路の症状
●下部尿路機能障害を来す疾患
●排尿トラブルと関連する漢方医学的な腎のはたらき
●漢方医学的な膀胱トラブルの捉え方
●急性の蓄尿・排尿症状の病態と治療
●慢性の蓄尿・排尿症状の病態と治療
五淋散【ごりんさん】
猪苓湯【ちょれいとう】
竜胆瀉肝湯【りゅうたんしゃかんとう】
四逆散【しぎゃくさん】
加味逍遙散【かみしょうようさん】
当帰四逆加呉茱萸生姜湯【とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう】
人参湯【にんじんとう】
苓姜朮甘湯【りょうきょうじゅつかんとう】
補中益気湯【ほちゅうえっきとう】
清心蓮子飲【せいしんれんしいん】
六味丸/六味地黄丸【ろくみがん/ろくみじおうがん】
八味地黄丸【はちみじおうがん】
牛車腎気丸【ごしゃじんきがん】
参考文献
おわりに
索引[用語][方剤][生薬]
コラム
01 李東垣と補中益気湯
02 「こころ」と「からだ」はつながっている―心身一如
03 和解半表半裏剤
04 調和肝脾剤
05 調和脾胃剤
06 金元4大家と後世派
07 芍薬の収斂作用と配合方剤
08 体外受精の治療周期に合わせた漢方治療