目次
推薦文 山田 光胤
序章 私と漢方
第1章 症状からみる漢方治療
かぜ・咳
頭痛
不眠症
皮膚疾患
冷え症
腹満と便秘
下痢
膀胱炎様症状
ぎっくり腰
第2章 方剤からみる漢方治療
気虚の主方
四物湯とその加減方
痰飲証と二陳湯
四逆散の時代がやってきた
加味逍遙散と抑肝散の違い
駆瘀血剤について
エキス剤にない方剤をどうするか
第3章 漢方の味わい
『傷寒論』はウソをつかない
病名にこだわらない
腹診の技術を磨く
一味の加減
左と右と漢方薬
異病同治―四逆散と桂枝茯苓丸を用いた4例
同病異治
裏寒の治療
併病について
「表の証」と「裏の証」
西洋薬にも証がある
NSAIDsの副作用と漢方薬
現代の口訣を追試する
食生活にも気配りを
私の愛読書―『中薬の配合』
あとがき
索引