序にかえて
第1章 問診の構造
問診上達の要素
2つの問診
治療問診
筆者はこうしました
主訴の絞り込み
木の理論
3W1H
3W1Hは急性病の決め手
慢性病の対策
増悪因子と緩解因子
「逆引き」増悪・緩解因子
第2章 症状―症候―証
証の定義
可視から不可視への転換
代表的な症候群は使えるか
症候群は主訴により変化する
心気虚の定義を例に
逸脱した症状,気になる症状
問診で得る重要症状は症候群に昇華する
第3章 問診の作法
2-8の法則
二問を求めず
はい・いいえは愚問
息づかいを感じよう
慎み深い言葉・お陰様で
普通です
行間を読む
挙動を見る
正短の書
第4章 症状の変換
症状の幅
症状の軽重
痛みの表現
各論に入る前に
第5章 各論―問診レシピ
発熱
鬱熱
悪寒・悪風
畏寒肢冷(冷え)
汗
頭痛
胸痛
脇痛
胃痛
腹痛
肩こり
背部痛
腰痛
口渇・口乾
浮腫
飲食
味覚
大便
小便
耳鳴
失眠
疲労
精神状態
第6章 現代医学を用いた問診
ジョイント問診
不妊症
心理的フォロー
コラム
中医人口の増加/感覚重視は是か非か/師匠/更年期障害
夜間尿/常識の拡大/陰虚~陰虚火旺における勝敗
日中入浴事情/問診の戦略/人間/気を感じる
血虚の2系統/人より自分だろう/予備問診
ゆるやかな気/中医書の作法/私の死生観
師匠の思い出/普通のサラリーマン/表言葉・裏言葉
バーゲンセール/偉大な企て/サイン/低体温
寿司と天ぷら/舌色/感謝/同位の鎮痛/日本語の功罪
不思議な体験/協調的自立/浮腫と日本人女性
腎の封蔵/頭の疲労