▼書籍のご案内-目次

問診のすすめ―中医診断力を高める

序にかえて


第1章  問診の構造


 問診上達の要素
 2つの問診
 治療問診
 筆者はこうしました
 主訴の絞り込み
 木の理論
 3W1H
 3W1Hは急性病の決め手
 慢性病の対策
 増悪因子と緩解因子
 「逆引き」増悪・緩解因子


第2章  症状―症候―証


 証の定義
 可視から不可視への転換
 代表的な症候群は使えるか
 症候群は主訴により変化する
 心気虚の定義を例に
 逸脱した症状,気になる症状
 問診で得る重要症状は症候群に昇華する


第3章  問診の作法


 2-8の法則
 二問を求めず
 はい・いいえは愚問
 息づかいを感じよう
 慎み深い言葉・お陰様で
 普通です
 行間を読む
 挙動を見る
 正短の書


第4章  症状の変換


 症状の幅
 症状の軽重
 痛みの表現
 各論に入る前に


第5章  各論―問診レシピ


 発熱
 鬱熱
 悪寒・悪風
 畏寒肢冷(冷え)
 汗
 頭痛
 胸痛
 脇痛
 胃痛
 腹痛
 肩こり
 背部痛
 腰痛
 口渇・口乾
 浮腫
 飲食
 味覚
 大便
 小便
 耳鳴
 失眠
 疲労
 精神状態


第6章  現代医学を用いた問診


 ジョイント問診
 不妊症
 心理的フォロー


コラム
  中医人口の増加/感覚重視は是か非か/師匠/更年期障害
  夜間尿/常識の拡大/陰虚~陰虚火旺における勝敗
  日中入浴事情/問診の戦略/人間/気を感じる
  血虚の2系統/人より自分だろう/予備問診
  ゆるやかな気/中医書の作法/私の死生観
  師匠の思い出/普通のサラリーマン/表言葉・裏言葉
  バーゲンセール/偉大な企て/サイン/低体温
  寿司と天ぷら/舌色/感謝/同位の鎮痛/日本語の功罪
  不思議な体験/協調的自立/浮腫と日本人女性
  腎の封蔵/頭の疲労