▼書籍のご案内-目次

『運動器疾患の針灸治療』

はじめに
 1 本書の目的
 2 本書の対象である医師と鍼灸師に


PART1 なぜ運動器疾患に針灸治療なのか


 1◆運動器疾患と針灸治療
  1 運動器と経筋
  2 運動器疾患に針灸治療を勧める理由
  3 運動器疾患は東洋医学でいう「経筋病」
  4 なぜ東洋医学は現代医学の難病を治せるのか
 2◆東洋医学の診断方法
  1 東洋医学の全体観
  2 東洋医学の診断の進め方
    【治療例】肝火上炎が原因のぎっくり腰
  3 経筋病(運動器疾患)の病因
 3◆針灸治療の作用機序
  1 東洋医学の視点から
  2 現代医学の視点から
  3 「以痛為輸」と「阿是穴」との違いと共通点
 4◆東洋医学の治療手段
  1 刺針
  2 施灸・灸頭針
  3 刺絡
  4 火針
  5 抜缶療法


PART2 運動器疾患の針治療の実際


治療各論に入る前に


1.全身に運動器の異常が及んでいる疾患
 1◆関節リウマチ
  1 治療方針
  2 治療穴
    【治療例】関節リウマチ
 2◆線維筋痛症
  1 広範囲な骨格筋の疼痛の治療
  2 慢性疲労感
  3 精神神経障害の治療
  4 身体痛の原因
    【治療例】①典型的な線維筋痛症(奇経療法による治療例)
    【治療例】②慢性疲労症候群を合併した線維筋痛症
 3◆慢性疲労症候群
  1 東洋医学からみた慢性疲労症候群
  2 治療穴
    【治療例】慢性疲労症候群
 4◆顎関節症
  1 顎関節症とは
  2 治療穴
    【治療例】顎関節症
 5◆脳血管障害による片麻痺
  1 中風の弁証分類
  2 中風後遺症の部位別治療
    【治療例】脳血管障害による片麻痺 


2.各部位の運動器疾患
 1◆腰臀部痛を来す運動器疾患
  1 治療の概要
  2 疼痛部位の経脈別の治療法
  3 ぎっくり腰(急性腰椎捻挫)
  4 坐骨神経痛(梨状筋症候群)
  5 腰筋労損
  6 仙腸関節炎
    【治療例】①奇経療法によるぎっくり腰の治療例
    【治療例】②腰椎の異常の治療例
 2◆頸部の疾患
  1 肩こり
  2 寝違い
  3 頸椎症(鞭打ち症・変形性頸椎症など)
  4 肩甲間部のこり(膏肓辺り)
 3◆膝関節痛
 4◆肩関節痛
 5◆肘関節痛
 6◆顔面部の疾患
  1 三叉神経痛
    【治療例】三叉神経痛
  2 顔面神経麻痺
    【治療例】顔面神経麻痺
 7◆胸部の痛み
 8◆股関節部の疾患
  1 股関節部痛の原因と針灸治療
  2 変形性股関節症・大腿骨頭壊死の針灸治療
    【治療例】股関節痛に奇経療法
 9◆上肢の疾患
  1 上腕痛
  2 手背部の発赤腫脹と痛み
  3 ばね指(弾撥指)
    【治療例】弾撥指
 10◆下肢・足部の疾患
  1 糖尿病による下肢壊死
  2 スポーツ傷害(捻挫・打撲)
  3 痛風による関節痛
    【治療例】痛風による関節痛
  4 腓腹筋痙攣(こむら返り)
  5 下肢内側痛
  6 踵痛
  7 足背の腫痛
  8 足底痛


 あとがき
 参考文献
 索引