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中医免疫学入門


序文 石井裕正 

序  謝 少文 

日本語版によせて 

本書について 

緒論 
1.中医免疫学発展史の概観 
2.中医免疫理論の研究価値 
3.中医免疫理論研究の方向と方法 

第1部 中医学の免疫に関する認識 
1.衛気と免疫 
2.肺・脾・腎と免疫 
   陰陽偏盛による病変とその進展法則 
   陰陽偏衰による病変とその進展法則 
   腎の重要性 
   弁証分型と環状ヌクレオチド 
   温補腎陽薬と環状ヌクレオチド 
   脾・肺の作用 
   腎と胸腺 
   非特異性免疫と衛気 
3.経絡・気血と免疫 
4.先天的な稟賦・体質と免疫 
5.扶正去邪と免疫 

第2部 中薬と免疫 
1.アレルギー反応各型におよぼす中薬の影響 
 1. I型(アナフィラキシー型)に対する作用 
 2. II 型(細胞溶解反応)に対する作用 
 3. III 型(免疫複合体による反応)に対する中薬の作用 
 4. IV 型(遅延型アレルギー反応)での作用 
2.中薬免疫促進剤 
 1.免疫促進作用を有する常用中薬 
  1.補気薬 
     黄耆 
     霊芝 
     人参 
  2.補血薬 
     当帰 
     鶏血藤 
  3.補陽薬 
     淫羊藿 
  4.補陰薬 
 2.免疫を促進する常用方剤 
    四君子湯 
    補中益気湯 
    四物湯 
    生脈散 
    六味地黄丸(湯) 
    右帰丸(飲) 
3.中薬免疫抑制剤 
 1.免疫抑制作用のある常用中薬 
  1.去風薬と除湿薬 
  2.清熱解毒薬 
  3.活血化瘀薬 
  4.毒性を有する攻堅薬 
 2.免疫抑制の常用方剤 
    桂枝湯 
    荊防敗毒散 
    黄連解毒湯 
    活絡効霊丹 
4.中薬免疫調節剤 
 1.視床下部――下垂体――副腎皮質系を介する免疫調節 
 2.自律神経を調整することによって免疫を調節する 
 3.環状ヌクレオチド(cAMPとcGMP)系に作用して免疫を調節する 
 4.核酸代謝を調整することによって免疫を調節する 
 5.T細胞の量と機能を高めることによって免疫を調節する 
 6.薬物自身のもつ双方向的調節作用によって免疫を調節する 

第3部 よく見られる免疫疾患の治療 
感冒 
慢性気管支炎 
動脈アテローム硬化と虚血性心疾患 
糸球体腎炎 
甲状腺機能亢進症 
慢性萎縮性胃炎 
B型肝炎 
慢性関節リウマチ 
全身性エリテマトーデス 
強皮症 
大動脈炎症候群 
ベーチェット病 
癌 
臓器移植 
老化現象

あとがき

監訳者あとがき  

索引