第2節 内経刺法
1 異なる深さの刺法
1.刺皮(皮膚に刺す)
(1)毛刺
(2)半刺
(3)直針刺
2.刺脈(経.絡脈に刺す)
(1)経刺
(2)絡刺
(3)賛刺
(4)豹文刺
3.刺肉(肌肉に刺す)
(1)浮刺
(2)分刺
(3)合谷刺
4.刺筋(筋に刺す)
(1)関刺
(2)恢刺
5.刺骨(骨に刺す)
(1)短刺
(2)輸刺
2 取穴原則による刺法
1.五兪穴と背兪穴
輸刺
2.局部取穴
以痛為輸(痛を以て輸となす)
3.遠隔取穴
遠道刺
4.前後配穴
偶刺
5.左右配穴
(1)陰刺
(2)巨刺,繆刺
3 その他の刺法
1.多針
(1)斉刺
(2)揚刺
(3)傍針刺
(4)報刺
2.燔針
焠刺
3.排膿
大瀉刺
4.輸刺
第3節 針治療の作用および注意事項
1 針の作用
1.扶正補虚
2.去邪瀉実
3.調和陰陽
4.疏通経絡
5.清熱解毒
6.鎮痙止痛
7.消堅散結
2 針治療時の注意事頃
1.体位
2.刺入角度
(1)直刺
(2)斜刺
(3)横刺(沿皮刺
3.刺針の深さ
(1)年齢
(2)肥痩
(3)感受性
(4)病位
4.取穴の順序
5.消毒
6.その他の心得
第4節 針の禁忌および異常現象の処理法
1 禁忌
2 刺針による異常現象と処理法
1.滞針
2.湾針
3.折針
4.暈針
5.出血と血腫
第5節 その他の針および治療法
1 三稜針
1.点刺による方法(点刺放血法・遠刺放血法)
2.結紮を用いた方法(結紮放血法)
3.局所をつまんで刺す方法(捏起放血法)
2 挑治療法
1.痔の挑治
2.頸部リンパ結核の挑治
3.頚部リンパ結核の截根治療
4.羊毛疔の挑治(上腹部の激痛,胃痛,乾嘔に用いる)
3 火針
(1)未液化リンパ節結節
(2)液化リンパ節結核
(3)液化後の空洞
(4)潰瘍
4 皮下埋針
5 叢針
1.叢針揚刺法
2.囲刺法
3.皮膚叩打法
(1)共通の叩打部位
(2)重点的な叩打部位
6 抜罐・捏脊
1.抜罐
(1)火罐
(2)推罐
(3)水罐
(4)適応症
(5)注意事項
2.捏脊
(1)方法
(2)適応症
第6節 新しい治療法および針麻酔
1 穴位注射
1.小量の薬剤を注入する方法
(1)用具と薬物
(2)穴位の選択
(3)操作方法
(4)治療過程
(5)適応症と選穴
(6)注意事項
2.水針
(1)用具と薬物
(2)方法
(3)適応症
(4)注意事項
2 結紮去(強刺激結紮法)
(1)用具
(2)方法
(3)適応症
(4)注意事項
3 穴位埋線
(1)用具
(2)操作方法
(3)適応症
(4)注意事項
4 耳針
1.耳殻表面の解剖名称
2.耳針穴位
3.耳針操作
(1)針
(2)耳穴
(3)穴位のさがし方
(4)刺針
(5)置針
4.耳針配穴
5.耳針の注意事項
5 針刺麻酔
1.針刺麻酔の適応範囲
2.術前の準備
3.取穴
(1)体針麻酔取穴法
(2)耳針麻酔取穴法
4.操作と刺激方法
(1)刺激方法
(2)操作方法
5.補助投薬
6.針麻酔の処方例
(1)抜歯手術
(2)白内障水晶体摘除術
(3)胃切除術
(4)下腹部手術
第2節 揣穴(定穴)法
1 指切法
2 按圧法
3 分撥法
4 旋転法
5 滾揺法
6 昇降法
7 滾揺昇降法
8 舒張押手法
第3節 刺入法
1 指切速刺法
2 緩慢捻進法
3 刺入捻進法
4 針管打入法
5 指切圧入法
6 圧針緩進法
第4節 行針候気法
1 候気法・催気法
1.捜法
2.弾弩・敲震
3.循按
4.移位
2 行気法
1.堤挿
2.搓捻(撚)
3.撥刮(摩)
4.盤揺
5.関閉
6.飛法
3 守気法
1.推弩
2.提拉
3.搬墊
4 置針と抜針
1.置針
2.抜針
第5節 補瀉手技
1 迎随補瀉去
2 呼吸補瀉法
3 徐疾補瀉去
1.進退補瀉
2.提挿補瀉
4 捻転補瀉法
1.指飛補瀉
2.九六補瀉
5 栄衛補瀉法
6 開合補瀉法
7 虚実補瀉
第6節 複合補瀉法
1 焼山火(補法)
2 透天涼(瀉法)
3 陽中隠陰(先補後瀉法)
4 陰中隠陽(先瀉後補法)
5 蒼亀探穴法(平補平瀉法・行気法)
6 赤鳳迎源法(平補平瀉法・行気法)
7 進火補法
8 進水瀉法
9 青龍擺尾(別名・蒼龍擺尾 補法・温散法)
10 赤鳳揺頭(別名・白虎揺頭 瀉法)
11 熱補法
12 涼瀉法
第2節 艾灸の常用方法
1 艾シュ灸法
1.直接灸法
(1)無痕灸
(2)有痕灸
2.間接灸法
(1)隔姜灸・隔蒜灸
(2)隔塩灸
(3)艾条灸法
1.温和灸
2.雀啄灸
3.熨熱灸
4.回旋灸
5.温針灸
6.温灸器
7.灸箱灸
8.クルミ殻メガネ灸
9.雷火神針
第3節 施灸の作用と注意事項
1 旋灸の作用
1.温散寒邪
2.温通経絡
3.益気養血
4.回陽固脱
5.予防保健
2 旋灸の注意事項
1.体位の選択
2.施灸の壮数と時間
3.施灸の部位
4.患者指導
5.禁灸
6.火傷と火災に対する注