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2006年11月16日

現代語訳◎黄帝内経素問 全3巻


『現代語訳 黄帝内経素問』 上巻


序第二版前言監訳者のことば…石田 秀実
重広補註黄帝内経素問序
黄帝内経素問序(啓玄子王冰撰)
『素問』全元起本巻目


上古天真論篇 第一
四気調神大論篇 第二
生気通天論篇 第三
金匱真言論篇 第四
陰陽応象大論篇 第五
陰陽離合論篇 第六
陰陽別論篇 第七
霊蘭秘典論篇 第八
六節蔵象論篇 第九
五蔵生成篇 第十
五蔵別論篇 第十一
異法方宜論篇 第十二
移精変気論篇 第十三
湯液醪醴論篇 第十四
玉版論要篇 第十五
診要経終論篇 第十六
脈要精微論篇 第十七
平人気象論篇 第十八
玉機真蔵論篇 第十九
三部九候論篇 第二十
経脈別論篇 第二十一
蔵気法時論篇 第二十二
宣明五気篇 第二十三
血気形志篇 第二十四
宝命全形論篇 第二十五
八正神明論篇 第二十六
離合真邪論篇 第二十七
通評虚実論篇 第二十八
太陰陽明論篇 第二十九
陽明脈解篇 第三十


『現代語訳 黄帝内経素問』 中巻


熱論篇 第三十一
刺熱篇 第三十二
評熱病論篇 第三十三
逆調論篇 第三十四
瘧論篇 第三十五
刺瘧篇 第三十六
気厥論篇 第三十七
咳論篇 第三十八
挙痛論篇 第三十九
腹中論篇 第四十
刺腰痛篇 第四十一
風論篇 第四十二
痺論篇 第四十三
痿論篇 第四十四
厥論篇 第四十五
病能論篇 第四十六
奇病論篇 第四十七
大奇論篇 第四十八
脈解篇 第四十九
刺要論篇 第五十
刺斉論篇 第五十一
刺禁論篇 第五十二
刺志論篇 第五十三
針解篇 第五十四
長刺節論篇 第五十五
皮部論篇 第五十六
経絡論篇 第五十七
気穴論篇 第五十八
気府論篇 第五十九
骨空論篇 第六十
水熱穴論篇 第六十一
調経論篇 第六十二
繆刺論篇 第六十三
四時刺逆従論篇 第六十四
標本病伝論篇 第六十五


 中巻の翻訳は、鈴木洋が第三十一篇から第三十九篇まで、勝田正泰が第四十篇から第五十四篇まで、石田秀実が第五十五篇から第六十一篇まで、兵頭明が第六十二篇から第六十五篇までを担当した。


『現代語訳 黄帝内経素問』 下巻


天元紀大論篇 第六十六
五運行大論篇 第六十七
六微旨大論篇 第六十八
気交変大論篇 第六十九
五常政大論篇 第七十
六元正紀大論篇 第七十一
刺法論篇 第七十二(遺篇)
本病論篇 第七十三(遺篇)
至真要大論篇 第七十四
著至教論篇 第七十五
示従容論篇 第七十六
疏五過論篇 第七十七
徴四失論篇 第七十八
陰陽類論篇 第七十九
方盛衰論篇 第八十
解精微論篇 第八十一
刺法論篇 第七十二(遺篇)
本病論篇 第七十三(遺篇)


監訳者あとがき


 下巻の翻訳は、松村巧が第六十六篇から第七十一篇までと第七十四篇を、石田秀実が第七十五篇から第八十一篇までと第七十二篇・第七十三篇(遺篇)を担当した。

2006年11月20日

現代語訳 黄帝内経霊枢 上・下巻


現代語訳 黄帝内経霊枢 上巻

前言  

監訳者まえがき   白杉 悦雄

凡例

黄帝素問霊枢経叙

九鍼十二原篇   第一  
本輸篇      第二  
小鍼解篇     第三  
邪気蔵府病形篇  第四  
根結篇      第五  
寿夭剛柔篇    第六  
官鍼篇      第七  
本神篇      第八  
終始篇      第九  
経脈篇      第十  
経別篇      第十一  
経水篇      第十二  
経筋篇      第十三  
骨度篇      第十四  
五十営篇     第十五  
営気篇      第十六  
脈度篇      第十七  
営衛生会篇    第十八  
四時気篇     第十九  
五邪篇      第二十  
寒熱病篇     第二十一  
癲狂篇      第二十二  
熱病篇      第二十三  
厥病篇      第二十四  
病本篇      第二十五  
雑病篇      第二十六  
周痺篇      第二十七  
口問篇      第二十八  
師伝篇      第二十九  
決気篇      第三十  
腸胃篇      第三十一  
平人絶穀篇    第三十二  
海論篇      第三十三  
五乱篇      第三十四  
脹論篇      第三十五  
五癃津液別篇 第三十六  
五閲五使篇    第三十七  
逆順肥痩篇    第三十八  
血絡論篇     第三十九  
陰陽清濁篇    第四十
 

現代語訳 黄帝内経霊枢 下巻

陰陽繋日月篇     第四十一 
病伝篇        第四十二
淫邪発夢篇      第四十三
順気一日分為四時篇  第四十四
外揣篇        第四十五
五変篇        第四十六
本蔵篇        第四十七
禁服篇        第四十八
五色篇        第四十九
論勇篇        第五十
背篇        第五十一
衛気篇        第五十二
論痛篇        第五十三
天年篇        第五十四
逆順篇        第五十五
五味篇        第五十六
水脹篇        第五十七
賊風篇        第五十八
衛気失常篇      第五十九
玉版篇        第六十
五禁篇        第六十一
動輸篇        第六十二
五味論篇       第六十三
陰陽二十五人篇    第六十四
五音五味篇      第六十五
百病始生篇      第六十六
行鍼篇        第六十七
上膈篇        第六十八
憂恚無言篇      第六十九
寒熱篇        第七十
邪客篇        第七十一
通天篇        第七十二
官能篇        第七十三
論疾診尺篇      第七十四
刺節真邪篇      第七十五
衛気行篇       第七十六
九宮八風篇      第七十七
九鍼論篇       第七十八
歳露論篇       第七十九
大惑論篇       第八十
癰疽篇        第八十一

黄帝内経概論


まえがき

凡例

第1篇 『黄帝内経』の初歩的研究

第1章 緒  論

第2章 『黄帝内経』の書名について
 第1節 『黄帝内径』の書名
 第2節 『素問』と『霊枢』の書名

第3章 『黄帝内経』の巻数
 第1節 『素問』の巻数
 第2節 『霊枢』の巻数

第4章 『黄帝内経』が著わされた時代
 第1節 『素問』が著わされた時代
  1.総論
  2.『素問』前期の部分が著わされた時代
  3.『素問』後期の部分が著わされた時代
  4.別の後代の著作
  5.結論
 第2節 『霊枢』が著わされた時代
 第3節 『素問遺篇』が著わされた時代
 第4節 現在の『素問』と『霊枢』

第5章 『黄帝内経』で論じられている主要な問題

第6章 『黄帝内経』の輝かしい成果
 第1節 自然発生的な唯物的観点
  1.鬼神を信じない
  2.疾病にはすべて原因がある
  3.自然界には規律があるという認識
  4.診断の物質的基礎
 第2節 自然発生的な弁証的観点
  1.“関係”の視点
  2.“発展”の視点
 第3節 解剖面の認識
  1.体表解剖
  2.人の類型
  3.消化器の長さの測定
 第4節 生理学における成果
  1.血を営気と呼ぶ
  2.営気は脈の内部に保蔵されている
  3.体内の血液は流行してやまない
  4.血液は体内を循環する
  5.どうして血液を営気と呼ぶのか
  6.心(心臓)と脈(血管)の関係に対する認識
  7.搏動する血管について認識し,それを動脈と呼ぶ
  8.動脈管と静脈管の区別はなされていないが,すでに両者を流れる
    血液が同じでないことは認識され,また血清の存在も認められている
 第5節 疾病の認識
  1.疾病とは何か
  2.疾病の種類
  3.疾病の季節性に対する認識
  4.疾病の地域性に対する認識
  5.疾病の潜伏期に対する認識
  6.疾病の予後の重視
  7.水腫と腎臓の関係に対する認識
 第6節 診断学上の成果
 第7節 鑑別診断
 第8節 予防の思想とその方法
  1.予防の思想
  2.予防の方法
 第9節 治療の原則と方法
  1.相反的な治療原則
  2.早期治療の重視
  3.自然治癒力の重視
  4.病人の環境と体質の重視
  5.食物療法
  6.完備した刺針療法
 第10節 医師と医学生のそなえるべき条件
  1.針医師のそなえるべき条件
  2.医学生のそなえるべき条件

第7章 『黄帝内経』とヒポクラテス医学の比較
  1.『黄帝内経』とヒポクラテス医学に共通する主な内
  2.『黄帝内経』とヒポクラテス医学の異なる主な内容

第8章 結  論


第2篇 『黄帝内経』における陰陽五行説

第1章 医学における陰陽五行説が生み出された過程

第2章 『黄帝内経』における陰陽五行説の発展過程
 第1節 医学における応用
 第2節 高度な活用性

第3章 五臓と五行の配当――五臓の部位の問題――

第4章 五運六気説

第5章 結  論

第3篇 『黄帝内経』に引用されている古代医書の考察

  1.緒言
  2.前期『黄帝内経』に引かれる古代医書
  3.後期『黄帝内経』に引かれる古代医書
  4.『黄帝内経』に引かれる正確な書名のない古代医書
  (1)出典の探し出せるもの
  (2)出典を探し出せないもの
  5.結論


第4篇 『黄帝内経』に関連する3書の篇目についての考察

第5篇 重編全元起注『素問』の巻目

第6篇 『黄帝内経』における三焦の考察

  1.『素問』における三焦の説明
  2.『霊枢』における三焦の説明
  (1)三焦と膀胱の関係
  (2)上中下の三焦の説明
  3.歴代医家の三焦に対する解釈
  4.結論



  1.『素問』対経表
  2.『霊枢』対経表
  3.『素問』「遺篇」訳 者・注訳者解説索引

難経解説


監訳者はしがき…戸 川 芳 郎



第1章 脈学
 第1難…寸ロの脈と,経脈の営衛の度数
 第2難…切脈の部位--気口
 第3難…尺寸における「太過」と「不及」の異常脈象
 第4難…脈の陰陽
 第5難…脈診における指法の軽重
 第6難…脈の陰陽虚実
 第7難…旺脈について
 第8難…寸口の脈が正常なのに,死んでしまう理由
 第9難…脈象から臓と腑の疾病を区別する
 第10難…一臓の脈に十種の変化がある
 第11難…休止の脈と腎臓の病変との関係
 第12難…虚を虚し,実を実する医療の誤り
 第13難…色と脈,および尺部の皮膚の診断上における運用
 第14難…損脈・至脈の病証と治療法
 第15難…四時(四季)の平脈・病脈・死脈
 第16難…五臓の疾病の脈と証との関係
 第17難…脈象と病証が一致する場合と逆の場合の予後
 第18難…脈法における三部が臓腑に対応する
 第19難…男女における正常と異常の脈象
 第20難…脈には伏匿の脈がある
 第21難…形に現れた病状と脈の状態の関係
 第22難…是動病と所生病の意味

第2章 経  絡
 第23難…経脈の長さとその循行
 第24難…陰経と陽経の気が絶えたときの症状とその予後
 第25難…十二経脈の数
 第26難…十五別絡の数
 第27難…奇経の意義と内容
 第28難…奇経八脈の循行と起止点
 第29難…奇経八脈における発病の証候

第3章 臓  腑
 第30難…栄(営)・衛の生成と循行
 第31難…三焦の位置と機能
 第32難…心・肺の位置および気血営衛との関係
 第33難…肝・肺の色,形,浮沈
 第34難…五臓とその声,色,臭い,味の組み合わせ,および七神との関係
 第35難…六腑の機能および臓腑の相互関係
 第36難…腎と命門
 第37難…五臓と九竅の関係
 第38難…臓は五,腑は六であること
 第39難…腑は五,臓は六であること
 第40難…耳は聞き,鼻は嗅ぐという生理
 第41難…肝には両葉ある
 第42難…人体臓腑の解剖
 第43難…飲食物が七日間入らないと死ぬことの原理
 第44難…七衝門
 第45難…八会
 第46難…老若により寤寐が異なる原因
 第47難…顔面部だけが寒さに耐えられる原理

第4章 疾  病
 第48難…三虚三実
 第49難…正経が自ら病む場合と,五邪に犯されて病む場合との区別
 第50難…五邪の伝変
 第51難…臓腑の発病には証状のうえで好悪の区別がある
 第52難…臓病と腑病は根本が同じではない
 第53難…疾病の伝変と予後
 第54難…臓病と腑病の治療の難易
 第55難…積聚の証状と鑑別
 第56難…五臓の積病
 第57難…五泄の証状と名称
 第58難…広義の傷寒
 第59難…狂病と癲病の鑑別
 第60難…頭痛および心痛における二つの類型
 第61難…四診(望・聞・問・切)

第5章 兪  穴
 第62難…臓腑の井・滎の区別
 第63難…井穴を以って始めとする意義
 第64難…井・滎・兪・経・合穴の陰陽五行の属性
 第65難…井穴・合穴の出入の意義
 第66難…十二経の原穴
 第67難…五臓の募穴が陰であり,兪穴が陽であることの意義
 第68難…井滎兪経合五穴の意義とその主治疾病

第6章 針  法
 第69難…母を補し子を瀉す治療原則
 第70難…四時によって刺針方法を分けることの原理
 第71難…栄衛への刺針の深浅
 第72難…迎随補瀉の刺針方法
 第73難…滎穴を瀉すことによって井穴を刺すことに代える方法の運用
 第74難…四季における五臓の刺針方法
 第75難…肝実肺虚に補水瀉火法を応用する原理
 第76難…補瀉の方法とその手順
 第77難…上工、中工の治療技術
 第78難…刺針における押手と補瀉方法
 第79難…迎随補瀉法
 第80難…針の出入方法
 第81難…虚証に瀉法を用い,実証に補法を用いるという医療過誤

訳者あとがき…石 田 秀 実

索引

現代語訳・宋本傷寒論


編著者まえがき

凡例にかえて 刻仲景

全書序

傷寒論序 国子監

傷寒卒病論集

 傷寒論巻第一
  弁脉法第一
  平脉法第二
 傷寒論巻第二
 傷寒例第三
  弁シ湿暍脉証第四
  弁太陽病脉証并治上第五
 傷寒論巻第三
  弁太陽病脉証并治中第六
 傷寒論巻第四
  弁太陽病脉証并治下第七
 傷寒論巻第五
  弁陽明病脉証并治第八
  弁少陽病脉証并治第九
 傷寒論巻第六
  弁太陰病脉証并治第十
  弁少陰病脉証并治第十一
  弁厥陰病脉証并治第十二
 傷寒論巻第七
  弁霍乱病脉証并治第十三
  弁陰陽易差後労復病脉証并治第十四
  弁不可発汗病脉証并治第十五
  弁可発汗病脉証并治第十六
 傷寒論巻第八
  弁発汗後病脉証并治第十七
  弁不可吐第十八
  弁可吐第十九
 傷寒論巻第九
  弁不可下病脉証并治第二十
  弁可下病脉証并治第二十一
 傷寒論巻第十
  弁発汗吐下後病脉証并治第二十二

傷寒論後序

宋本傷寒論について  生島 忍

編著者略歴(1)

処方索引(2)

[原文]傷寒雑病論(三訂版)


前言  伊 藤 清 夫

傷寒論
 凡例
 刻仲景全書序
 傷寒論序
 國子監
 傷寒卒病論集

傷寒論 巻第一
 辨脉法 第一
 平脉法 第二

傷寒論 巻第二

傷寒例 第三
 辨シ濕暍脉證 第四
 辨太陽病脉證并治上 第五(一~三〇条)
  桂枝湯
  桂枝加葛根湯
  桂枝加附子湯
  桂枝去芍藥湯
  桂枝去芍藥加附子湯
  桂枝麻黄各半湯
  桂枝二麻黄一湯
  白虎加人參湯
  桂枝二越婢一湯
  桂枝去桂加茯苓白朮湯
  甘草乾薑湯
  芍藥甘草湯
  調胃承氣湯
  四逆湯


瘀傷寒論 巻第三
 辨太陽病脉證并治中 第六(三一~一二七条)
  葛根湯
  葛根加半夏湯
  葛根黄芩黄連湯
  麻黄湯
  小柴胡湯
  大青龍湯
  小青龍湯
  桂枝湯
  桂枝加厚朴杏子湯
  乾薑附子湯
  桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯
  麻黄杏仁甘草石膏湯
  桂枝甘草湯
  茯苓桂枝甘草大棗湯
  厚朴生薑半夏甘草人參湯
  茯苓桂枝白朮甘草湯
  芍藥甘草附子湯
  茯苓四逆湯
  調胃承氣湯
  五苓散
  茯苓甘草湯
  梔子豉湯
  梔子甘草豉湯
  梔子生薑豉湯
  梔子厚朴湯
  梔子乾薑湯
  真武湯
  四逆湯
  小柴胡湯
  小建中湯
  大柴胡湯
  柴胡加芒消湯
  桃核承氣湯
  柴胡加龍骨牡蠣湯
  桂枝去芍藥加蜀漆牡蠣龍骨救逆湯
  桂枝加桂湯
  桂枝甘草龍骨牡蠣湯
  抵當湯
  抵當丸

傷寒論 巻第四
 辨太陽病脉證并治下 第七(一二八~一七八条)
  大陷胸丸
  大陷胸湯
  大柴胡湯
  小陷胸湯
  文蛤散
  五苓散
  白散
  小柴胡湯
  柴胡桂枝湯
  柴胡桂枝乾薑湯
  半夏瀉心湯
  十棗湯
  大黄黄連瀉心湯
  附子瀉心湯
  生薑瀉心湯
  甘草瀉心湯
  赤石脂禹餘粮湯
  旋復代赭湯
  麻黄杏子甘草石膏湯
  桂枝人參湯
  瓜蔕散
  白虎加人參湯
  黄芩湯
  黄芩加半夏生薑湯
  黄連湯
  桂枝附子湯
  去桂加白朮湯
  甘草附子湯
  白虎湯
  炙甘草湯

傷寒論 巻第五
 辨陽明病脉證并治 第八(一七九~二六二条)
  調胃承気湯
  大承氣湯
  小承氣湯
  白虎湯
  梔子豉湯
  白虎加人參湯
  猪苓湯
  四逆湯
  小柴胡湯
  麻黄湯
  蜜煎導
  桂枝湯
  茵蔯蒿湯
  抵當湯
  呉茱萸湯
  五苓散
  麻子仁丸
  梔子檗皮湯
  麻黄連軺赤小豆湯
 辨少陽病脉證并治 第九(二六三~二七二条)
  小柴胡湯

傷寒論 巻第六
 辨太陰病脉證并治 第十(二七三~二八〇条)
  桂枝湯
  桂枝加芍藥湯
  桂枝加大黄湯
 辨少陰病脉證并治 第十一(二八一~三二五条)
  麻黄細辛附子湯
  麻黄附子甘草湯
  黄連阿膠湯
  附子湯
  桃花湯
  呉茱萸湯
  猪膚湯
  甘草湯
  桔梗湯
  苦酒湯
  半夏散及湯
  白通湯
  白通加猪膽汁湯
  真武湯
  通脉四逆湯
  四逆散
  猪苓湯
  大承気湯
  四逆湯
 辨厥陰病脉證并治 第十二(三二六~三八一条)
  烏梅丸
  白虎湯
  當歸四逆湯
  當歸四逆加呉茱萸生薑湯
  四逆湯
  瓜蔕散
  茯苓甘草湯
  麻黄升麻湯
  乾薑黄芩黄連人參湯
  通脉四逆湯方
  白頭翁湯
  桂枝湯
  小承気湯
  梔子豉湯
  呉茱萸湯
  小柴胡湯

傷寒論 巻第七
 辨霍亂病脉證并治 第十三(三八二~三九一条)
  四逆加人參湯
  五苓散
  理中丸
  桂枝湯
  四逆湯
  通脉四逆加猪膽汁湯
 辨陰陽易差後勞復病脉證并治 第十四(三九二~三九八条)
  燒褌散
  枳實梔子湯
  小柴胡湯
  牡蠣澤瀉散
  理中丸
  竹葉石膏湯
 辨不可發汗病脉證并治 第十五
 辨可發汗病脉證并治 第十六
  桂枝湯
  麻黄湯
  桂枝加厚朴杏子湯
  四逆湯
  桂枝加桂湯
  桂枝加葛根湯
  葛根加半夏湯
  葛根黄芩黄連湯
  大青龍湯
  小柴胡湯
  小青龍湯
  柴胡桂枝湯
  麻黄附子甘草湯
  五苓散

傷寒論 巻第八
 辨發汗後病脉證并治 第十七
  桂枝加附子湯
  桂枝湯
  桂枝二麻黄一湯
  白虎加人參湯
  甘草乾薑湯
  芍藥甘草湯
  調胃承氣湯
  四逆湯
  麻黄湯
  桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯
  麻黄杏子甘草石膏湯
  桂枝甘草湯
  茯苓桂枝甘草大棗湯
  厚朴生薑半夏甘草人參湯
  芍藥甘草附子湯
  五苓散
  茯苓甘草湯
  真武湯
  生薑瀉心湯
  大柴胡湯
  蜜煎
  大承氣湯
  柴胡桂枝湯
 辨不可吐 第十八
 辨可吐 第十九

傷寒論 巻第九
 辨不可下病脉證并治 第二十
  大承氣湯
  小承氣湯
  甘草瀉心湯
  當歸四逆湯
  蜜煎導
 辨可下病脉證并治 第二十一
  大柴胡湯
  大承氣湯
  抵當湯
  抵當丸
  茵蔯蒿湯
  小承氣湯
  十棗湯
  桃核承氣湯
  大陷胸湯
  調胃承氣湯
  桂枝湯

傷寒論 巻第十
 辨發汗吐下後病脉證并治 第二十二
  桂枝麻黄各半湯
  桂枝去桂加茯苓白朮湯
  桂枝湯
  乾薑附子湯
  茯苓桂枝白朮甘草湯
  茯苓四逆湯
  梔子豉湯
  梔子甘草豉湯
  梔子生薑豉湯
  調胃承氣湯
  大陷胸湯
  柴胡桂枝乾薑湯
  旋復代赭湯
  大黄黄連瀉心湯
  白虎加人參湯
  大承氣湯
  白虎湯
  小承氣湯
  四逆湯
  桂枝去芍藥湯
  桂枝去芍藥加附子湯
  葛根黄芩黄連湯
  桂枝加厚朴杏子湯
  梔子厚朴湯
  梔子乾薑湯
  大柴胡湯
  柴胡加芒消湯
  柴胡加龍骨牡蠣湯
  桂枝甘草龍骨牡蠣湯
  半夏瀉心湯
  五苓散
  甘草瀉心湯
  赤石脂禹餘粮湯
  桂枝人參湯
  麻黄杏子甘草石膏湯
  抵當湯
  桂枝加芍藥湯
  麻黄升麻湯
  乾薑黄芩黄連人參湯

金匱要略
 凡 例
 金匱要略序
 金匱要略方論序

金匱要略方論 巻上
 臟腑經絡先後病脉證 第一
 シ濕暍病脉證 第二
  括蔞桂枝湯
  葛根湯
  大承氣湯
  麻黄加朮湯
  麻黄杏仁薏苡甘草湯
  防已黄耆湯
  桂枝附子湯
  白朮附子湯
  甘草附子湯
  白虎人參湯
  一物瓜蒂湯
 百合狐惑陰陽毒病證治 第三
  百合知母湯
  滑石代赭湯
  百合雞子湯
  百合地黄湯
  百合洗
  括蔞牡蠣散
  百合滑石散
  甘草瀉心湯
  苦參湯
  雄黄熏
  赤小豆當歸散
  升麻鱉甲湯
 瘧病脉證并治 第四
  鱉甲煎丸
  白虎加桂枝湯
  蜀漆散方
  〔附『外臺秘要』方〕
  牡蠣湯
  柴胡去半夏加括蔞湯
  柴胡桂薑湯
 中風レキ節病脉證并治 第五
  侯氏黒散
  風引湯
  防已地黄湯
  頭風摩散
  桂枝芍藥知母湯
  烏頭湯
  礬石湯
  〔附方〕
  『古今録験』續命湯
  『千金』三黄湯
  『近効方』朮附湯
  『崔氏』八味丸
  『千金方』越婢加朮湯
 血痺虚勞病脉證并治 第六
  黄耆桂枝五物湯
  桂枝加龍骨牡蠣湯
  天雄散
  小建中湯
  薯蕷丸
  酸棗湯
  大黄シャ蟲丸
  〔附方〕
  『千金翼』炙甘草湯
  『肘後』獺肝散
 肺痿肺癰欬嗽上氣病脉證治 第七
  甘草乾薑湯
  射干麻黄湯
  皁莢丸
  厚朴麻黄湯
  澤漆湯
  麥門冬湯
  葶藶葶藶大棗瀉肺湯
  桔梗湯
  越婢加半夏湯
  小青龍加石膏湯
  〔附方〕
  『外臺』炙甘草湯
  『千金』甘草湯
  『千金』生薑甘草湯
  『千金』桂枝去芍藥加皂莢湯
  『外臺』桔梗白散
  『千金』葦莖湯
 奔豚氣病脉證治 第八
  奔豚湯
  桂枝加桂湯
  茯苓桂枝甘草大棗湯
 胸痺心痛短氣病脉證治 第九
  括蔞薤白白酒湯
  括蔞薤白半夏湯
  枳實薤白桂枝湯
  人參湯
  茯苓杏仁甘草湯
  橘枳薑湯
  薏苡附子散
  桂枝生薑枳實湯
  赤石脂丸
  九痛丸
 腹滿寒疝宿食病脉證治 第十
  厚朴七物湯
  附子粳米湯
  厚朴三物湯
  大柴胡湯
  大承氣湯
  大建中湯
  大黄附子湯
  赤丸
  烏頭煎
  當歸生薑羊肉湯
  烏頭桂枝湯
  桂枝湯
  〔附方〕
  『外臺』烏頭湯
  『外臺』柴胡桂枝湯
  『外臺』走馬湯
  瓜蒂散

金匱要略方論 巻中
 五臟風寒積聚病脉證并治 第十一
  麻子仁丸
  甘草乾薑茯苓白朮湯
 痰飲欬嗽病脉證并治 第十二
  苓桂朮甘湯
  甘遂半夏湯
  十棗湯
  大青龍湯
  小青龍湯
  木防已湯
  木防已湯去石膏加茯苓芒硝湯
  澤瀉湯
  厚朴大黄湯
  小半夏湯
  防已椒目葶藶大黄丸
  小半夏加茯苓湯
  五苓散
  〔附方〕
  『外臺』茯苓飲
  桂苓五味甘草湯
  苓甘五味薑辛湯
  桂苓五味甘草去桂加乾薑細辛半夏湯
  苓甘五味加薑辛半夏杏仁湯
  苓甘薑味辛夏仁黄湯
 消カツ小便利淋病脉證并治 第十三
  文蛤散
  括蔞瞿麥丸
  蒲灰散
  滑石白魚散
  茯苓戎鹽湯
  猪苓湯
 水氣病脉證并治 第十四
  防已黄耆湯
  越婢湯
  防已茯苓湯
  甘草麻黄湯
  麻黄附子湯
  黄耆芍藥桂枝苦酒湯
  桂枝加黄耆湯
  桂枝去芍藥加麻黄細辛附子湯
  枳朮湯
  〔附方〕
  『外臺』防已黄耆湯
 黄疸病脉證并治 第十五
  茵蔯蒿湯
  消石礬石散
  梔子大黄湯
  猪膏髪煎
  茵蔯五苓散
  大黄消石湯
  〔附方〕
  瓜蒂湯
  『千金』麻黄醇酒湯
 驚悸吐衄下血胸滿オ血病脉證治 第十六
  桂枝救逆湯
  半夏麻黄丸
  柏葉湯
  黄土湯
  瀉心湯
 嘔吐噦下利病脉證治 第十七
  茱萸湯
  半夏瀉心湯
  黄芩加半夏生薑湯
  猪苓散
  四逆湯
  小柴胡湯
  大半夏湯
  大黄甘草湯
  茯苓澤瀉湯
  文蛤湯
  半夏乾薑散
  生薑半夏湯
  橘皮湯
  橘皮竹茹湯
  桂枝湯
  小承氣湯
  桃花湯
  白頭翁湯
  梔子豉湯
  通脉四逆湯
  紫參湯
  訶梨勒散
  〔附方〕
  『千金翼』小承氣湯
  『外臺』黄芩湯
 瘡癰腸癰浸淫病脉證并治 第十八
  薏苡附子敗醤散
  大黄牡丹湯
  王不留行散
  排膿散
  排膿湯
 趺蹶手指臂腫轉筋陰狐疝蚘蟲病脉證治 第十九
  雞屎白散
  蜘蛛散
  甘草粉蜜湯
  烏梅丸

金匱要略方論 巻下
 婦人妊娠病脉證并治 第二十
  桂枝茯苓丸
  芎歸膠艾湯
  當歸芍藥散
  乾薑人參半夏丸
  當歸貝母苦參丸
  葵子茯苓散
  當歸散
  白朮散
 婦人産後病脉證治 第二十一
  枳實芍藥散
  下瘀血湯
  竹葉湯
  竹皮大丸
  白頭翁加甘草阿膠湯
  〔附方〕
  『千金』三物黄芩湯
  『千金』内補當歸建中湯
 婦人雜病脉證并治 第二十二
  半夏厚朴湯
  甘草小麥大棗湯
  小青龍湯
  瀉心湯
  温經湯
  土瓜根散
  旋覆花湯
  大黄甘遂湯
  抵當湯
  礬石丸
  紅藍花酒
  腎氣丸
  蛇床子散
  狼牙湯
  小兒疳蟲蝕齒方
 雜療方 第二十三
  四時加減柴胡飲子
  長服訶梨勒丸
  三物備急丸
  紫石寒食散
  救卒死方(共五方)
  救卒死而壮熱者方
  救卒死而目閉者方
  救卒死而張口反折者方
  救卒死而四肢不收失便者方
  救小兒卒死而吐利不知是何病方
  屍蹶方(共二方)
  救卒死客忤死還魂湯主之方(共二方)
  救自縊死方
  凡中暍死、不可使得冷、得冷便死、療之方
  救溺死方
  治馬墜及一切筋骨損方
 禽獣魚蟲禁忌并治 第二十四
  治自死六畜肉中毒方
  治食鬱肉漏脯中毒方
  治黍米中藏乾脯食之中毒方
  治食生肉中毒方
  治六畜鳥獣肝中毒方
  治馬肝毒中人未死方(二方)
  治食馬肉中毒欲死方(二方)
  治噉蛇牛肉食之欲死方(三方)
  治食牛肉中毒方
  治食犬肉不消成病方
  鳥獣有中毒箭死者其肉有毒解之方
  食鱠之…久成癥病治之方(二方)
  食鱠多不消結為癥病治之方
  食魚後食毒兩種煩亂治之方
  食鯸鮧魚中毒方
  食蟹中毒方(二方)
 果實菜穀禁忌并治 第二十五
  食諸果中毒治之方
  食諸菌中毒悶亂欲死治之方
  食楓柱菌哭不止治之方
  誤食野芋煩毒欲死治之方
  蜀椒閉口者有毒誤食…急治之方
  食躁或躁方
  誤食鈎吻殺人解之方
  治誤食水莨菪中毒方
  治食芹菜中龍精毒方
  食苦瓠中毒治之方
  飲食中毒方煩滿治之方(二方)
  貪食食多不消心腹堅滿痛治之方
  通除諸毒藥

第三版(増訂版)あとがき 日本漢方協会学術部


処方索引・日中条文番号対照表・訂正字句一覧

中国傷寒論解説


『中国傷寒論解説』の出版にあたって…藤平 健

凡例

第1章 概論
 第1節『傷寒論』の成立と歴史
 第2節『傷寒論』はどんな書物か
 第3節「六経」とは何か
 第4節 六経病の伝変
 第5節 六経病の主証・兼証・夾雑証
 第6節『傷寒論』の治法と方剤
 第7節『傷寒論』の弁証論治の精神

第2章 陰陽・寒熱の綱要

第3章 太陽病の脈・証・治
 第1節 太陽病の弁証の綱要
 第2節 太陽病の経証
  1.太陽中風の証・治
  (1)桂枝湯の主証
  (2)桂枝湯の加減証
    桂枝加厚朴杏仁湯の証/桂枝加葛根湯の証/桂枝加附子湯の証/
    桂枝去芍薬,桂枝去芍薬加附子湯の証/
    桂枝加芍薬生姜各一両人参三両新加湯の証/
    桂枝去桂加茯苓白朮湯の証
  (3)桂枝湯の禁忌証
  2.太陽傷寒の証・治
  (1)麻黄湯の主証
  (2)麻黄湯の加減証
    小青竜湯の証/大青竜湯の証
  (3)葛根湯の証
  3.麻・桂・越婢合方の小汗証
  (1)桂枝麻黄各半湯の証
  (2)桂枝二麻黄一湯の証
  (3)桂枝二越婢一湯の証
 第3節 発汗禁忌の証
 第4節 伝経と不伝経
 第5節 太陽の腑証と治法
  1.太陽の蓄水の証・治
  2.太陽の蓄血の証・治
  (1)瘀血初期の証・治
  (2)瘀血形成後の証・治
  (3)瘀血の軽証と治法
 第6節 虚煩の証・治・治療禁忌
  1.梔子豉湯の証
  2.梔子豉湯の加減証
  3.梔子豉湯の禁忌証
 第7節 結胸の証・治
  1.大陥胸丸の証
  2.大陥胸湯の証
  3.小陥胸湯の証
  4.三物白散の証
  5.陥胸湯の禁忌と結胸証の予後
 第8節 心下痞の証・治
  1.半夏瀉心湯の証
  2.生姜瀉心湯の証
  3.甘草瀉心湯の証
  4.大黄黄連瀉心湯の証
  5.附子瀉心湯の証
  6.旋覆代赭湯の証
 第9節 太陽病の変証と治法
  1.表裏先後,標本緩急と陰陽調整の治療法則
  2.邪熱による喘の証・治
  3.協熱による下痢の証・治
  4.誤治による虚証と治法
  (1)心虚による悸の証
  (2)心虚による煩躁の証
  (3)心虚による驚狂の証
  (4)心陽虚による奔豚初期の証
  (5)心陽虚による奔豚の証
  (6)心陽虚による水気上衝の証
  (7)心虚による動悸と脈・結代の証
  (8)心腎の双虚の証
  (9)胃虚による水停の証
  (10)脾虚による煩気の証
  (11)脾虚による気滞腹脹の証
  (12)中寒による吐逆の脈・証
  (13)吐後の内煩の証
  (14)腎陽虚による水泛の証
  (15)腎陽虚による煩躁の証
  (16)腎陰陽の倶虚による煩躁の証
  (17)陰陽両虚と陰陽転化の証
  (18)証に随って治を施す
  5.火逆の変証
  (1)太陽中風を誤って火攻したとき
  (2)傷寒陽鬱を誤って火攻したとき
  (3)表実内熱を誤って火攻したとき
  (4)温病を誤って火攻したとき
  (5)陰虚を誤って火攻したとき
 第10節 太陽病の類証と治療
  1.温病
  2.風温
  3.風寒湿痺の証
  (1)桂枝附子湯の証
  (2)甘草附子湯の証

第4章 陽明病の脈・証・治
 第1節 陽明病の弁証の綱要
 第2節 陽明病の成因
 第3節 陽明病の腑証と治法
  1.調胃承気湯の証
  2.小承気湯の証
  3.大承気湯の証
  4.麻子仁丸の証
  5.蜜煎導法
 第4節 陽明病の下法の適応と禁忌
 第5節 陽明病の経証と治法
 第6節 陽明病の熱証と治法
 第7節 陽明病の寒証と治
 第8節 陽明病の蓄血証と治法
 第9節 湿熱発黄の証・治
 第10節 陽明病の予後

第5章 少陽病の脈・証・治
 第1節 少陽病の弁証の綱要
 第2節 少陽病の正治法
 第3節 少陽病の治療禁忌
 第4節 少陽病の病機の変化
 第5節 少陽病の権変治法
  1.柴胡桂枝湯の証
  2.大柴胡湯の証
  3.柴胡加芒硝湯の証
  4.柴胡桂枝乾姜湯の証
  5.柴胡加竜骨牡蠣湯の証
 第6節 熱が血室に入った証・治

第6章 合病,併病
 第1節 太陽と陽明の合病
 第2節 太陽と少陽の合病
 第3節 陽明と少陽の合病
 第4節 三陽の合病
 第5節 太陽と陽明の併病
 第6節 太陽と少陽の併病
 第7節 少陽と陽明の併病

第7章 太陰病の脈・証・治
 第1節 太陰病の弁証の綱要
 第2節 太陰の臓病の証・治
 第3節 太陰の経病の証・治
 第4節 太陰の経臓倶病の証・治

第8章 少陰病の脈・証・治
 第1節 少陰病の弁証の綱要
 第2節 少陰病の寒証
  1.麻黄附子細辛湯と麻黄附子甘草湯の証
  2.附子湯の証
  3.真武湯の証
  4.四逆湯の証
  5.通脈四逆湯の証
  6.白通湯と白通加猪胆汁湯の証
  7.呉茱萸湯の証
  8.桃花湯の証
 第3節 少陰病の熱証
  1.黄連阿膠湯の証
  2.猪苓湯の証
  3.少陰の邪熱が太陽に外転した証
  4.四逆散の証
 第4節 少陰の咽痛の証・治
 第5節 少陰病の急下の証
 第6節 少陰病の治療禁忌
 第7節 少陰病の予後

第9章 厥陰病の脈・証・治
 第1節 厥陰病の弁証の綱要
 第2節 厭陰病の寒熱錯雑の証・治
  1.烏梅丸の証
  2.乾姜黄芩黄連人参湯の証
  3.麻黄升麻湯の証
 第3節 厥陰病の寒証
  1.呉茱萸湯の証
  2.当帰四逆湯の証
 第4節 厥陰病の熱証
 第5節 厥陰病の病機の変化
 第6節 厥陰病の治療禁忌
 第7節 厥陰病の予後

日中条文番号対照表・条文索引

方剤名索引

書名・人名索引

病症名・術語その他索引

編著者劉渡舟教授について…兵頭 明

訳者あとがき…勝田正泰

金匱要略解説


監訳者はしがき

日本語版序

前 言

『金匱要略』概説
 一『金匱』とその作者
 二『金匱』の内容構成
 三『金匱』と『傷寒論』の比較
 四『金匱』の未病思想
 五『金匱』の弁証論治
 六『金匱』の注釈本
 七『金匱』の学習方法
 八『金匱』研究の歩み

第一 臓腑経絡の先後病の脈・証
 疾病認識の総則
 望・聞・切診
 疾病の分類
 治療の順序・方法,問診

第二 痙・湿・暍病の脈・証
 痙病--剛痙・柔痙
 難治の痙病(1)
 誤治による痙病
 痙病の証象と変化
 難治の痙病(2)
 痙病の治法
  栝蔞桂枝湯
  葛根湯
  大承気湯
 湿病の証状
 誤下後の変証・死証
 湿病の治法
  麻黄加朮湯
  <臨床例>
  麻黄杏仁薏苡甘草湯
  防已黄耆湯
  桂枝附子湯
  白朮附子湯
  甘草附子湯
 中暍の脈・証・治
  白虎加人参湯
  一物瓜蔕湯
  <臨床例>

第三 百合・狐惑・陰陽毒病の証・治
 百合病の概説
 百合病の治法
  百合知母湯
  滑石代赭湯
  百合鶏子黄湯
  百合地黄湯
  <臨床例>(滲出性胸膜炎)
  百合洗
  栝蔞牡蠣散
  百合滑石散
 百合病の治療原則
 孤惑病の治法
  甘草瀉心湯
  苦参湯
  雄黄熏
  赤小豆当帰散
 陰陽毒の概説
  升麻鱉甲湯
  <臨床例>(血小板減少性紫斑病)

第四 瘧病の脈・証・治
 脈証と治療要綱
 瘧母の形成と治法
  鱉甲煎丸
  <臨床例>(マラリヤ)
 各種の瘧病
  白虎加桂枝湯
  蜀漆散
  附方
   牡蠣湯
   柴胡去半夏加栝蔞根湯
   柴胡桂姜湯

第五 中風・歴節病の脈・証・治
 風と痺の弁別
 中風の概説
  侯氏黒散
  風引湯
  防已地黄湯
  頭風摩散
 各種歴節の病因・証状
 風湿歴節の治法
  桂枝芍薬知母湯
  <臨床例>
 歴節の誘因--飲食
 寒湿歴節の治法
  烏頭湯
 脚気衝心の方剤
  礬石湯
  附方
   続命湯
   三黄湯
   朮附湯
   八味丸
   越婢加朮湯

第六 血痺・虚労病の脈・証・治
 血痺の概説
  黄耆桂枝五物湯
  <臨床例>(脳卒中後遺症)
 虚労の脈象
 各種虚労の証象(1)
 腎虚の証治
  桂枝竜骨牡蠣湯
  <臨床例>
  天雄散
 各種虚労の証象(2)
 各種虚労の証・治
  小建中湯
  黄耆建中湯
  <臨床例>
  八味腎気丸
  薯蕷丸
  酸棗仁湯
  大黄シャ虫丸
  附方
   炙甘草湯
   獺肝散

第七 肺痿・肺癰・欬嗽上気病の脈・証・治
 肺痿と肺癰の概説
  甘草乾姜湯
 各種の咳嗽上気
  射干麻黄湯
  <臨床例>(喘息)
  皂莢丸
  厚朴麻黄湯
  沢漆湯
  麦門冬湯
 肺癰の治法
  葶藶大棗瀉肺湯
  桔梗湯
 肺脹の証・治
  越婢加半夏湯
  小青竜加石膏湯
  附方
   炙甘草湯
   甘草湯
   生姜甘草湯
   桂枝去芍薬加皂莢湯
   桔梗白散
   葦莖湯
   葶藶大棗瀉肺湯

第八 奔豚気病の脈・証・治
 奔豚気病の病因・証状
 熱型の奔豚気病
  奔豚湯
 誤治による変証
  桂枝加桂湯
  茯苓桂枝甘草大棗湯

第九 胸痺・心痛・短気病の脈・証・治
 胸痺・心痛の病因病理
 各種の胸痺
  栝蔞薤白白酒湯
  栝蔞薤白半夏湯
  <臨床例>
  枳実薤白桂枝湯
  人参湯
  茯苓杏仁甘草湯
  橘枳姜湯
  薏苡附子散
 各種の心痛
  桂枝生姜枳実湯
  烏頭赤石脂丸
  附方
   九痛丸

第十 腹満・寒疝・宿食病の脈・証・治
 腹満の証・治
 中寒の証・治
 各種の腹満
  厚朴七物湯
  附子粳米湯
  厚朴三物湯
  大柴胡湯
  大建中湯
  大黄附子湯
  <臨床例>
 中寒-寒気厥逆の治法
  赤丸
 寒疝の概説
  大烏頭煎
 各種の寒疝
  当帰生姜羊肉湯
  烏頭桂枝湯
  桂枝湯
  <臨床例>(当帰生姜羊肉湯加味)
  附方
   烏頭湯
   柴胡桂枝湯
   走馬湯
 宿食の治法
  瓜蔕散
 宿食の鑑別

第十一 五臓の風・寒・積・聚病の脈・証・治
 肺
 肝
  旋覆花湯
 心
 脾
  麻子仁丸
 腎
  甘姜苓朮湯
  <臨床例>(腰痛)
 三焦・大腸・小腸
 積・聚・穀気

第十二 痰飲・欬嗽病の脈・証・治
 飲病の種類
 水の五臓への影響
 留飲と伏飲
 飲病の形成と脈・証
 肺飲と支飲の脈・証
 痰飲の治療原則
 各種痰飲の証・治
  苓桂朮甘湯
  <臨床例>
  甘逐半夏場
 飲病の脈象の弁別
 懸飲の証・治
  十棗湯
 溢飲の証・治
  大青竜湯
  小青竜湯
 支飲の証・治
  木防已湯
  木防已去石膏加茯苓芒硝湯
  沢瀉湯
  厚朴大黄湯
  小半夏湯
 水気の証・治(1)
  己椒レキ黄九
  小半夏加茯苓湯
  五苓散
  附方
   茯苓飲
 咳嗽の証・治
  桂苓五味甘草湯
  苓甘五味姜辛湯
  桂苓五味甘草去桂加姜辛半夏湯
  苓甘五味加姜辛半夏杏仁湯
  苓甘五味加姜辛半杏大黄湯
 水気の証・治(2)

第十三 消渇・小便不利・淋病の脈・証・治
 厥陰消渇の証・病因
 消渇の証・病因
 各種消渇の証・治(1)
  文蛤散
 石淋の証
  <臨床例>
 中消の脈・証
 淋家治療上の禁忌
 小便不利の証・治
  栝蔞瞿麦丸
  蒲灰散
  滑石白魚散
  茯苓戎塩湯
 各種消渇の証・治(2)
  猪苓湯

第十四 水気病の脈・証・治
 五種の水気病の脈・証
 風水の弁証
 水病治法の禁忌
 裏水の証・治
 水病の脈証弁別
 下痢後の水病
 五臓水の証状
 水病治法の大綱
 血分の水病
 血分の水病の弁別
 水腫病の証・冶
 風水の証・治
  越稗湯
 四肢皮水の証・治
  防已茯苓湯
 裏水の治法
  甘草麻黄湯
 水病と気病の脈・治
  麻黄附子湯
  杏子湯(方未見)
 皮水で四肢厥冷の治法
 黄汗の概説
  黄耆芍薬桂枝苦酒場
  桂枝加黄耆湯
 気分の水気病
  桂姜草棗黄辛附子湯
 水飲の証・治
  枳朮湯
  <臨床例>
  附方
   防已黄耆湯

第十五 黄疸病の脈・証・治
 黄疸の病機・脈・証
 穀疸の病機・脈・証(1)
 女労疸の証と予後
 酒疸の証(1)
 穀疸の病機・脈・証(2)
 酒疸の証(2)
 酒疸の治法
 温熱黄疸の証・治
 黄家の証
 黄疸の予後
 黄疸の弁別
 穀疸の証・治
  茵陳蒿湯
 腎熱黒疸の証・治
  硝石礬石散
 酒疸の証・治
  梔子大黄湯
 黄疸の治則と発汗法
  <臨床例>
 各種黄疸の治法
  猪膏髪煎
  茵陳五苓散
  大黄硝石湯
  附方
   麻黄醇酒湯

第十六 驚悸・吐衄下血・胸満・瘀血病
 驚悸の脈
 衄血の概説
 血病の診断法
 吐血の予後と飲酒
 亡血の証・治
 瘀血の証・治
 火邪による驚の治法
  桂枝救逆湯
 心下悸の治法
  半夏麻黄丸
 吐血不止の治法
  柏葉湯
 下血の弁別と治法
  黄土湯
  <臨床例>(胃潰瘍出血)
 熱の亢進による吐衄
  瀉心湯

第十七 嘔吐・噦・下利病の脈・証・治
 嘔吐治法の総則(1)
 嘔吐脈証の弁別
 誤治後の胃虚嘔吐
 気虚血不足の嘔吐
 胃反証の弁別と予後
 嘔吐治法の総則(2)
 実証噦逆の診断と治法
 各種嘔吐の証・治
  呉茱萸湯
  半夏瀉心湯
  黄芩加半夏生姜湯
  猪苓散
  四逆湯
  小柴胡湯
  大半夏湯
  <臨床例>
  大黄甘草湯
  茯苓沢瀉湯
  文蛤湯
 乾嘔の証・治(1)
  半夏乾姜散
 寒邪搏飲の証・治
  生姜半夏湯
 乾嘔の証・治(2)
  橘皮湯
 噦逆の証・治
  橘皮竹筎湯
 臓腑気絶の弁別
 下利脈証の弁別・予後
 各種下利病の証・治
  桂枝湯
  小承気湯
  桃花湯
  <臨床例>
  白頭翁湯
  梔子豉湯
  通脈四逆湯
  紫参湯
  詞梨勒散
  附方
   黄芩湯

第十八 瘡癰・腸癰・浸淫病の脈・証・治
 瘡癰の診断
 腸癰の派・証・治
  薏苡附子敗醤散
  大黄牡丹湯
 金瘡の派・治
  王不留行散
 瘡癰治方
  排膿散
  排膿湯
 浸淫瘡の証・治
  黄連粉(方未見)

第十九 趺蹶・手指臂腫・転筋・陰孤疝・蚘虫病
 趺蹶の証・治
 手指臂腫の証・治
  藜蘆甘草湯(方未見)
 転筋の証・治
  鶏屎白散
 陰孤疝の証・治
  蜘蛛散
 蛔虫病の脈・証・治
  甘草粉密湯
 蛔厥の証・治
  烏梅丸

第二十 婦人の妊娠病の脈・証・治

 妊娠初期の脈・証・治
 妊娠と癥病の証・治
  桂枝茯苓丸
 妊娠中の下腹部冷通
  附子湯(方未見)
 漏下・出血・胞阻の証・治
  膠艾湯
 妊娠中の腹中コウ痛
  当帰芍薬散
  <臨床例>
 妊娠嘔吐の治法
  乾姜人参半夏丸
 妊娠中の小便難
  当帰貝母苦参丸
 妊娠水気の証・治
  葵子茯苓散
 妊娠中の常服方剤
  当帰散
  白朮散
 妊娠傷胎の証・治


第二十一 婦人の産俊病の脈・証・治
 産後三大証の原因
 産後三大証の証・治
 産後腹痛の証・治
  枳実芍薬散
  下瘀血湯
 産後の風邪感受の証・治
  陽旦湯
  竹葉湯
 産後嘔逆の証・治
  竹皮大丸
 産後下痢の証・治
  白頭翁加甘草阿膠湯
  附方
   三物黄芩湯
   内補当帰建中湯

第二十二 婦人の雑病の脈・証・治
 中風熱入血室の証・治
 傷寒熱入血室の証・治
 中風熱入血室の証と刺法
 陽明病熱入血室の証と刺法
 「咽中如有炙臠」症の治法
  半夏厚朴湯
 臓躁証の証・治
  甘麦大棗湯
 寒飲誤下の証・治
 婦人雑病の総綱
 閉経後の瘀血による下痢
  温経湯
 経水不利
  土瓜根散
 虚寒半産漏下
  旋覆花湯
 陥経
  膠姜湯(方未見)
 水血両結による腹満証
  大黄甘遂湯
 経水不利実証
  抵当湯
 経閉白滞
  礬石丸
 風邪入血による腹痛
  紅藍花酒
 各種腹痛の通治方
 虚寒腹痛
 転胞
 陰中寒冷
  蛇床子散
 陰瘡
  狼牙湯
 陰吹
 小児疳虫蝕歯方
  小児疳虫蝕歯方

方剤索引

書名人名索引

用語索引

監訳者・訳者紹介

現代語訳 奇経八脈考


題記 李 鼎

凡例

題『奇経八脈考』(『奇経八脈考』に題する)呉 哲 
『奇経八脈考』引(『奇経八脈考』の手引き)顧 問

奇経八脈総説  
八脈  
陰維脈  
陽維脈  
二維為病(二維の病)  
解説  
 一、維脈の命名  
 二、維脈の分布と交会穴  
 三、維脈の弁証と施治  
陰蹻脈  
陽蹻脈
二蹻為病(二蹻の病)  
解説  
 一、蹻脈の命名  
 二、蹻脈の分布と衛気の運行  
 三、蹻脈の弁証と施治  
衝脈  
衝脈為病(衝脈の病)  
解説  
 一、衝脈の命名  
 二、衝脈の分布と交会穴  
 三、衝脈の弁証と施治  
任脈  
任脈為病(任脈の病)  
解説  
 一、任脈の命名  
 二、任脈の分布と交会  
 三、任脈の弁証と施治  
督脈  
督脈為病(督脈の病)  
解説  
 一、督脈の命名  
 二、督脈の走向  
 三、内気の運行  
 四、督脈の分支  
 五、督脈の穴位と交会関係  
 六、督脈の弁証と施治
帯脈  
帯脈為病 (帯脈の病)  
解説  
 一、帯脈の命名  
 二、帯脈の分布と交会穴  
 三、帯脈の弁証と施治  
気口九道脈  
釈音

附録 (1) 本書引用方剤

附録 (2) 奇経八脈弁証用薬の探求 
 一、病案挙例  
 二、弁証要領  
 三、用薬大法  
 四、理論の根拠  
 結語

附録 (3) 奇経八脈交会穴総表

附録 (4) 八脈八穴の源流と臨床応用 
 一、八穴の由来  
 二、八穴と八脈の連係  
 三、八穴の配伍応用  
   1 随証配穴法(主応配穴と坦截配穴) 
   2 按時配穴法(霊亀八法と飛騰八法)

附録 (5) 新考証図

考証諸書目

訳者あとがき

索引 

2007年03月22日

臨床力を磨く 傷寒論の読み方50

はじめに

自序

第1論~第50論

第1論 伝統的な方法を用いた『傷寒論』研究について論じる
  1 『内経』の理論をもって,『傷寒論』の難を解する
  2 『金匱要略』を結合してその意味を全うする
  3 『神農本草経』を参考にして薬物の効用を論じる
  4 法を学び,方にこだわらない
  5 薬をもって証を測る
  6 病機を把握して主証を把握する
  7 原文を暗唱する
  8 前後の条文を参考にして,原文同士の関係から意味を分析する
  9 方をもって証を分類し,帰納分析する
  10 証をもって方を分類し,弁証を強化する
  11 誤治の状況に対して柔軟に対応する
  12 条文の配列順序に注意して,全体を縦横にみる
  13 方後注を研究して,疑問や誤解を解決する助けとする
  14 字句のないところに答えを求める(行間を読む)
第2論 六経および六経弁証について論じる
第3論 太陽が表を主ることについて論じる
第4論 病が「陽に発する」と「陰に発する」について論じる
第5論 麻黄湯証について論じる(日本語版補論)
第6論 桂枝湯について論じる
  1 桂枝湯を解表に用いるとき,それは解肌剤であって発汗剤ではない
  2 桂枝湯には営衛を調和させる働きがある
  3 桂枝湯には脾胃を調和させ,陰陽を調和させ,温中補虚・滋壮気血の働きをもつ
第7論 桂枝湯の方後注の意義について論じる
第8論 「陽明は顔を主り,顔の治療においては陽明を取る」ことについて論じる
第9論 「およそ桂枝湯を服用して吐く場合,その後必ず膿血を吐く」について論じる
第10論 営弱衛強と営衛不和の区別について論じる
第11論 桂麻合剤と仲景の作った合方の方法について論じる
第12論 仲景が桂枝湯を用いて妊娠悪阻を治療したことについて論じる
第13論 第39条の大青竜湯の証治について論じる
第14論 小青竜湯で喘を治療することについて論じる
第15論 小青竜湯は麻黄湯加減によるものではないことについて論じる
第16論 五苓散証には表邪がない場合もあるかどうかについて論じる
第17論 五苓散の臨床応用について論じる
  1 五苓散は癲癇病を治療できる
  2 五苓散は下痢を治療できる
  3 五苓散は心下痞を治療できる
  4 五苓散は「水逆」を治療できる
第18論 白虎湯証の原文にある「裏に寒あり」について論じる
第19論 脾約について論じる
第20論 小柴胡湯証の治療について論じる
  1 小柴胡湯は少陽を和解することができ,少陽病を主に治療する
  2 小柴胡湯は疏肝・調脾・和胃することができ,肝気鬱結・肝脾不和・肝胃不和などの証の治療に用いられる
  3 小柴胡湯は外感病を治療できる
  4 小柴胡湯は熱入血室証を治療し,その治療は血にある
  5 小柴胡湯で陽微結証を治療する
  6 小柴胡湯で黄疸を治療する
  7 小柴胡湯で少陽頭痛証を治療する
  8 小柴胡湯で肝熱犯胃の嘔吐証を治療する
  9 小柴胡湯は発熱を治療する
  10 小柴胡湯は便秘を治す
第21論 「少陽は半表半裏である」ことについて論じる
第22論 「大柴胡湯の治療は主に陽明にある」ことについて論じる
第23論 柴胡桂枝乾姜湯証は水飲内停ではないことについて論じる
第24論 大黄黄連瀉心湯に黄が入っていないことについて論じる
第25論 陽明三急下証と少陰三急下証について論じる
第26論 真武湯証の発熱について論じる
第27論 桂枝去桂加茯苓白朮湯証について論じる
第28論 「黄疸は必ず血を傷害し,黄疸の治療には活血が必要である」ことについて論じる
第29論 「調胃承気湯は先に胃を調整する」という意味があることについて論じる
第30論 太陰の腹満腹痛証について論じる
  1 第273条「太陰の病たる,腹満して吐し,食下らず,自利し益甚だしく,ときに腹自ら痛む,もしこれを下せば,必ず胸下結硬す」
  2 第279条「本太陽病,医反ってこれを下し,よりて腹満しときに痛むものは,太陰に属すなり,桂枝加芍薬湯これを主る,大実痛のものは,桂枝加大黄湯これを主る」
  3 第280条「太陰の病たる,脈弱,その人続いておのずと便利し,設しまさに大黄・芍薬を行るべきものは,これを減ずべし,その人胃気弱きをもって,動じ易きゆえなり」
第31論 太陰病の下痢に「四逆輩を服すに宜し」という理論について論じる
第32論 結胸証は邪が胸中に結するのではないことについて論じる
第33論 いわゆる「麻黄湯の禁忌」について論じる
第34論 「経方」の時系列分析について論じる
  麻黄湯系列の分析
第35論 半夏瀉心湯証の寒熱錯雑について論じる
第36論 『傷寒論』の四逆散証の治療について論じる
第37論 少陰病篇の中の呉茱萸湯証について論じる
第38論 「陽微結」証が少陽病に属さないことについて論じる
第39論 竹葉石膏湯証について論じる
第40論 弁証論治の中で注意すべき問題について論じる
  1 西洋医学の診断に拘泥しない
  2 疑難病証に対しては,治法を守り処方を守って,治療を堅持する必要がある
  3 薬物実験の報告にこだわらない
  4 診断と治療にあたっては季節を考慮する必要がある
  5 治療効果がないときは,ほかの要素を考慮する
  6 最も重要なことは弁証論治である
  7 病機をつかめば,1つの方剤で多くの病を治療することができる
第41論 「一部の浮脈があれば,すなわち一部の表証がある」について論じる
第42論 「一部の悪寒があれば,すなわち一部の表証がある」について論じる
第43論 「傷寒を発汗させるのは早いほうがよく,温病を下すのは遅れるべきではない」ことについて論じる
第44論 「衄を以て汗の代わりとなす」について論じる
第45論 「冬には石膏を用いず,夏には麻黄を用いない」について論じる
第46論 「発汗しても解さない場合,風ではなく湿である」について論じる
第47論 風は湿に勝る働きがあることについて論じる
第48論 「小便利するを以て,大便を実する」について論じる
第49論 「血がめぐらなければ,則ち水病になる」について論じる
第50論 弁証論治の大原則について論じる


臨床治療経験例
桂枝湯証
  1.ときに発熱,発汗する症例
  2.風疹(蕁麻疹)の症例
桂枝加厚朴杏仁湯証
  喘咳の症例
五苓散証
  1.心下痞の症例
  2.霍乱吐瀉の症例
  3.癲癇の症例
四逆散証
  1.頑固な呃逆(しゃっくり)の症例
  2.手足厥冷に拘攣を兼ねる症例
大柴胡湯証
  1.脇痛病に嘔吐を兼ねて止まらない患者の症例
  2.インポテンスの症例
調胃承気湯証
  赤面紅斑の症例
抵当湯証
  1.瘀血による発熱の症例
  2.瘀血による発狂の症例
桃核承気湯証
  血尿(アレルギー性紫斑病)の症例
麻黄附子細辛湯証
  少陰傷寒,外感発熱の症例
烏梅丸証
  嘔吐の症例
呉茱萸湯証
  頭痛に嘔吐を伴う症例
苓桂朮甘湯証
  1.胸痹証の症例
  2.かすみ目の症例
小青竜湯証
  哮喘(気管支喘息)の症例
白頭翁湯証
  1.痢疾の症例
  2.巓頂部の湿疹の症例
葛根黄芩黄連湯証
  外感発熱に下痢を兼ねる症例
柴胡桂枝湯証
  1.四肢麻痺の症例
  2.脇痛の症例
当帰四逆湯証
  下肢の冷えと疼痛の症例
当帰四逆加呉茱萸生姜湯証
  月経痛の症例

索引
著者紹介

2008年04月28日

『傷寒論を読もう』


凡例
 
『傷寒論』について

傷寒卒病論集(序文)

弁太陽病脈証并治 上
  太陽病上篇の構成
  太陽病上篇の総括
 
弁太陽病脈証并治 中
  太陽病中篇の構成
  太陽病中篇の総括
 
弁太陽病脈証并治 下
  太陽病下篇の構成  
  太陽病下篇の総括
 
弁陽明病脈証并治
  陽明病篇の構成  
  陽明病篇の総括

弁少陽病脈証并治
  少陽病篇の構成
  少陽病篇の総括

弁太陰病脈証并治
  太陰病篇の構成  
  太陰病篇の総括
 
弁少陰病脈証并治
  少陰病篇の構成
  少陰病篇の総括
 
弁厥陰病脈証并治
  厥陰病篇の構成  
  厥陰病篇の総括
 
弁霍乱病脈証并治
  霍乱病篇の構成  
  霍乱病篇の総括
 
弁陰陽易差後労復病脈証并治
  陰陽易差後労復病篇の構成  
  陰陽易差後労復病篇の総括
 
あとがき
参考文献
索引  

2021年11月19日

『中国傷寒論講義』目次

 
目 次


まえがき


緒論
  1.『傷寒論』の作者
  2.『傷寒雑病論』がつくられた歴史的背景
  3.『傷寒雑病論』の歴史的変化と『傷寒論』のいくつかの版本について
  4.『傷寒論』の内容と貢献
  5. 六経弁証について
  6.『傷寒論』の学習方法と必須の学習事項


第1章 太陽病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.太陽病の部位
  2.太陽病の成因
  3.太陽の生理
  4.太陽病の証候分類と治法
  5.太陽病の自然経過と予後
 第1節 太陽病弁証綱要
  1.太陽病提綱
  2.太陽病分類の提綱
  3.太陽病および六経病の自然治癒日について
  4.太陽病の伝経の有無を弁別する
 第2節 太陽病証
  1.太陽経証
  2.太陽腑証
 第3節 太陽病変証
  1.変証の治則
  2.寒熱真仮の弁別
  3.表裏先後の治則を弁別する
  4.熱証
  5.虚証
  6.結胸証
  7.臓結証
  8.痞証
  9.痞証類証
  10.愈えんと欲する侯
  11.火逆証


第2章 陽明病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.陽明病の性質と特徴
  2.陽明病の病位
  3.陽明病の成因
  4.陽明の生理
  5.陽明病の証候分類と治法
  6.陽明邪気の伝経と陽明病の予後
 第1節 陽明病の弁証綱要
  1.陽明病の提綱
  2.陽明病の病因病機
  3.陽明病の脈証
 第2節 陽明病証
  1.陽明熱証
  2.陽明実証
  3.胃寒気逆証
 第3節 陽明病変証
  1.陽明湿熱発黄証
  2.陽明の熱入血室証


第3章 少陽病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.少陽病の病位
  2.少陽病の成因
  3.少陽の生理
  4.少陽病の証候特徴,少陽病の分類,少陽病の治法と禁忌
  5.少陽病の予後
 第1節 少陽病の弁証綱要
  1.少陽病提綱
  2.少陽病の臨床症状と治療禁忌
  3.少陽病の特徴-小結
 第2節 少陽病証
  1.少陽経腑が邪を感受し,枢機不利となった証
  2.小柴胡湯のその他の適応証
  3.小柴胡湯の禁忌
 第3節 少陽病兼証
  1.柴胡桂枝湯証〔少陽兼太陽太陰〕
  2.大柴胡湯の適応証
  3.柴胡加芒硝湯証
  4.柴胡桂枝乾姜湯証
  5.柴胡加竜骨牡蠣湯証
 第4節 少陽病および陽証の伝経と予後


第4章 太陰病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.太陰病の病位
  2.太陰病の成因
  3.太陰の生理
  4.太陰病の証候分類と治療
  5.太陰病の予後
 第1節 太陰病の弁証綱要
 第2節 太陰病証
  1.太陰臓虚寒証
  2.太陰経脈の気血不和証
  3.太陰中風証
  4.太陰発黄証
  5.太陰腐濁不化証およびその予後


第5章 少陰病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.少陰病の性質と特徴
  2.少陰病の病位
  3.少陰病の成因
  4.少陰の生理
  5.少陰病の証候分類と治療
  6.少陰病の禁忌
  7.少陰病の予後
 第1節 少陰病の弁証綱要
  1.少陰病提綱
  2.少陰寒化証の弁証要点
  3.少陰病の治療禁忌
 第2節 少陰病証
  1.少陰寒化証
  2.少陰熱化証
  3.少陰陽鬱証
  4.少陰咽痛証
 第3節 少陰病兼証
  1.少陰兼太陽証
  2.少陰兼燥実証(少陰兼陽明証 劉渡舟らの『傷寒挈要』の分類)
 第4節 少陰病の予後
  1.正気回復による自然治癒証
  2.熱移膀胱証
  3.陽気回復による可治証
  4.少陰の危篤重症証


第6章 厥陰病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.厥陰病の性質と特徴
  2.厥陰病の病位
  3.厥陰の生理
  4.厥陰病の成因,証候分類,治法と予後転帰
  5.『傷寒論』厥陰病篇の厥利嘔噦証
 第1節 厥陰病の弁証綱要
 第2節 厥陰病証
  1.厥陰寒証
  2.厥陰危重証―臓厥証
  3.寒邪が厥陰の相火を鬱遏して起こる諸証
  4.厥陰の寒熱錯雑証
 第3節 厥逆証の弁別
  1.厥逆の病機と臨床証候
  2.厥逆の証治
  3.厥証の治療禁忌,および寒厥の灸適応
 第4節 嘔証,噦証,下利証の弁証
  1.嘔証の弁証
  2.噦証の弁証
  3.下利証の弁証
 第5節 厥陰病の予後
  1.正復可愈証
  2.正衰危重証


第7章 霍乱病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
  1.霍乱病の概念
  2.霍乱病の成因
  3.霍乱病の分類
  4.霍乱の治法
 第1節 霍乱の証候上の特徴
 第2節 霍乱病の治法
  1.利水止利法と温中止利法
  2.温裏駆寒止利法
  3.破陰回陽,益陰和陽法
  4.回陽救逆,益気生津法
 第3節 霍乱病が愈えた後の調養
  1.裏は調和したが表がまだ解除されていない場合の治法
  2.病後の飲食と療養に関する注意


第8章 陰陽易と,差えて後の労復病の脈と証,并びに治を弁ず
 概説
 第1節 陰陽易証
 第2節 差えて後の労復証
 第3節 差後に遺留した疾患の対処
  1.差後に腰以下に現れた水気証
  2.差後の両太陰虚寒証
  3.差後の余熱未尽,形気両傷証
 第4節 差後の飲食上の養生


(参考資料)
 附篇① 気化学説―特に「陽明燥化」について
 附篇② (几几)について
 附篇③ 「少陰病篇」の四逆散について
 附篇④ 1.宋本『傷寒論』における厥陰病篇の条文群についての考察
      2.諸本に収載された『傷寒論』
 附篇⑤ 「半表半裏」はどこに在る?


用語索引
処方索引
条文索引


2021年12月03日

『長沢道寿 漢方処方の奥義 ~現代語訳『医方口訣集』~』目次

 
目 次


はじめに
凡例
『医方口訣集』を読解するための基礎知識


新増愚按口訣上
 (上-1)二陳湯
 (上-2)四君子湯
 (上-3)四物湯
 (上-4)黄連解毒湯
 (上-5)加味平胃散
 (上-6)六鬱湯
 (上-7)葛花解醒湯
 (上-8)生脈散
 (上-9)六君子湯
 (上-10)八物湯(八珍湯)
 (上-11)十全大補湯
 (上-12)補中益気湯
 (上-20)人参養栄湯
 (上-21)帰脾湯
 (上-22)加味逍遙散
 (上-23)独参湯
 (上-24)参附湯
 (上-25)耆附湯
 (上-26)理中湯(人参湯)
 (上-27)小建中湯
 (上-28)四逆湯
 (上-29)姜附湯
 (上-30)麻黄細辛附子湯(麻黄附子細辛湯)
 (上-31)生料五積散(五積散)
 (上-32)白虎湯
 (上-33)五苓散
 (上-34)防風通聖散
 (上-35)小柴胡湯
 (上-36)大柴胡湯
 (上-37)小承気湯
 (上-38)大承気湯
 (上-39)桃仁承気湯 桃核承気湯
 (上-40)調胃承気湯
 (上-41)三乙承気湯
 (上-42)桂枝湯
 (上-43)麻黄湯
 (上-44)升麻葛根湯
 (上-49)清暑益気湯


新増愚按口訣中
 (中-1)香蘇散
 (中-2)参蘇飲
 (中-9)三因七気湯(別名,四七湯) 半夏厚朴湯
 (中-17)清肺湯
 (中-25)大防風湯
 (中-27)清上防風湯
 (中-30)温胆湯
 (中-32)半夏白朮天麻湯
 (中-33)川芎茶調散
 (中-43)滋陰降火湯
 (中-44)滋陰至宝湯
 (中-49)竜胆瀉肝湯
 (中-51)当帰飲 当帰飲子
 (中-58)柴胡清肝湯
 (中-59)抑肝散


新増愚按口訣下
 (下-1)保和丸
 (下-2)枳実導滞丸
 (下-3)紅丸子
 (下-4)理中丸(人参湯+附子)
 (下-8)六味地黄丸(六味丸)
 (下-9)八味丸(八味地黄丸)
 (下-18)三黄丸(三黄瀉心湯)


最後に
附表
索引


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