渡邉 大祐 編著
B5判 並製 328頁 2色刷
定価:本体4,600円+税
鍼灸処方学のスタンダード
◆本書の特徴◆ |
◇ | 中国の中医薬大学で使用される『針灸処方学』テキストに基づきながら,鍼灸教育にも携わる編著者が日本の鍼灸教育向けにまとめ上げた。 |
◇ | 鍼灸処方の構造を視覚的に理解できるよう,すべての基本処方にオリジナルの図解が付く。 |
◇ | 現在までに中国で出版される鍼灸処方を記す20冊以上の資料を参照して編著。 |
◇ | 自ら鍼灸処方を組み立てる力を養う「鍼灸処方トレーニング」を用意。 |
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本書の内容■
近年の大改訂により日本のはり師きゅう師養成校で使用される東洋医学概論・東洋医学臨床論のテキストでは,中医学理論が中核となった。ここで学んだ東洋医学理論と臨床論を実際の鍼灸臨床に結びつけるうえで欠かせない知識が鍼灸処方学である。本書では対証処方(32方)・体位処方(20方)・対症処方(17方)に分け,全69の基本処方を収載する。自ら鍼灸処方を組み立てる力を養うためには,鍼灸処方の基本構造を理解することが不可欠である。
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【編著者略歴】
渡邉 大祐(わたなべ・だいすけ)
1977年静岡県生まれ。2002年内蒙古医学院中医学部卒業。2007年はり師・きゅう師免許取得。2009年鍼灸師養成校教員資格取得。2010年天津中医薬大学大学院針灸推拿学科修士課程修了。2013年天津中医薬大学大学院針灸推拿学科博士課程修了。2019年登録販売者取得。帰国後,鍼灸師養成校に専任教員として勤務。2016年熊本市に鍼灸院・漢方薬店を創業。
現在,帝京平成大学ヒューマンケア学部鍼灸学科 准教授,熊本針灸小雀斎・こすずめ漢方薬店 代表,天津中医薬大学針灸標準化研究所 客員研究員,つくば国際鍼灸研究所 客員研究員,日本中医薬学会 評議員,世界中医薬学会連合会実社会研究委員会 常任理事,日本東洋医学会 会員,全日本鍼灸学会 会員。