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中医学をマスターする5つのステップ

『中国医学の身体論――古典から紐解く形体』

『中国医学の身体論――古典から紐解く形体』

  浅川 要 著
  B5判 並製 380頁 2色刷
  定価:本体4,600円+税








東洋医学的身体観の認識を明らかにして治療に役立てる


東洋医学にもとづく治療を志すなら,
臓腑・気血・経絡の変動をとらえると同時に,
全身の諸組織・器官の側から症状を把握する視点も必要



鍼灸教育を補完するサブテキストとしても


本書の特徴
本書は,身体について,古典にもとづいた東洋医学的身体観を学び,中国医学にもとづいた各種の治療に役立てることを目的とする。
鍼灸学校の教科書や既存の東洋医学書のほとんどは一般的に,目・鼻・耳・口・舌(五官)などの身体の諸組織・器官について,「肝は五官では目,五主では筋,五華では爪」のように五臓六腑との関連で簡単に説明したものが多い。本書では,全身のさまざまな組織・器官ごとに項目を立て,組織・器官の側からそれぞれの臓腑・経絡との多面的関わりを解説している。
鍼灸学校の教科書で扱われている古典はほぼ『素問』『霊枢』『難経』に限定され,それ以後の歴代の中国医学文献をほとんど用いていないが,身体に対する医学認識は長い中国医学の歴史のなかから深まっていったと考えられる。本書では,清代末までの文献を踏まえて身体論を組み立てている。
姉妹篇『古典から学ぶ経絡の流れ』とセットで学ぶことで,東洋医学の身体観の全貌を把握することができる。『東洋医学概論』を補完するサブテキストとしても活用していただきたい。


是非ともあわせて読みたい!
『古典から学ぶ経絡の流れ』
『古典から学ぶ経絡の流れ』
    本書と表裏一体を為す経絡流注の書
    東洋医学にもとづく鍼灸治療を志すなら,
    経絡流注の全貌を把握すべし。


◆あわせて読みたい!


『現代語訳◎黄帝内経素問』
   中国医学の最重要古典『黄帝内経』素問部分の
   原文・和訓・注釈・現代語訳・解説。
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『現代語訳◎黄帝内経霊枢』
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   原文・和訓・注釈・現代語訳・解説。
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本書の著者・浅川要先生の鍼灸エッセイ
『針師のお守り』シリーズ

 ☞『針師のお守り 針灸よもやま話』
 ☞『続・針師のお守り―針灸よもやま話―』
 ☞『新・針師のお守り―針灸よもやま話―』



  
著者略歴
浅川 要(あさかわ・かなめ)
1946年東京都生まれ。
1971年早稲田大学第一文学部東洋史学科卒,中国通信社勤務。
1975年東京高等鍼灸学校(現・東京医療専門学校)卒。横山瑞生氏に師事。白鬚橋病院,富士見病院勤務を経て浅川鍼灸治療院開業。
現  在東京中医鍼灸センター院長,東京医療福祉専門学校 顧問・教 員養成科講師,日本中医薬学会(旧・日本中医学会)理事,日本鍼灸師会所属。
訳  書『針灸学』『針灸配穴』(刊々堂),『経絡反応帯療法』『吸玉療法』『針灸経穴辞典』 『難経解説』 『中医針灸学の治法と処方』(東洋学術出版社),監訳は『中国気功学』 『[詳解]中医基礎理論』 『中医基本用語辞典』(東洋学術出版社)など多数。
著  書『針師のお守り 針灸よもやま話』 『続・針師のお守り―針灸よもやま話―』 『古典から学ぶ経絡の流れ』 『新・針師のお守り―針灸よもやま話―』(東洋学術出版社)
監  修『プロが教える東洋医学のすべてがわかる本』『基本としくみがよくわかる東洋医学の教科書』(ナツメ社)


◆本文体裁見本PDFでご覧になれます
 第Ⅰ部 臓腑
  「1 五臓」より


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