織部 和宏 著
A5判 並製 272頁
定価:本体3,600円+税
日本漢方と中医学の真髄を知り尽くした著者が,
見事な治療経験を惜しみなく伝える。
■本書の特徴■ |
◇ | 14年間にわたって漢方専門誌に連載してきた原稿を大幅に加筆・修正して単行本化。 |
◇ | 日本漢方の大家,山田光胤先生から学んだ腹診の技術と,中国の中医師から学んだ中医理論の両方を駆使して治療にあたる。難治疾患を治癒させた例を多数紹介。 |
◇ | 「織部塾」で漢方専門医を育成する,すぐれた指導者としての一面を本書でも発揮。どのように勉強して漢方の実力をつけるべきか,示唆に富む内容。 |
◇ | 軽やかでユーモアに満ちた文章が読者を漢方の世界の深みに誘う。 |
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◆著者略歴:
織部 和宏(おりべ・かずひろ)
1947年 大分県生まれ。
1973年 神戸大学医学部卒業。
神戸大学医学部附属病院放射線科医局入局。
1976年 九州大学医学部温泉治療学研究所附属病院(九州大学病院別府先進医療センター)内科入局。外来医長・病棟医長を歴任。
1980年 大分赤十字病院第二内科部長・九州大学医学部生体防御医学研究所講師を兼任。
1986年 織部内科クリニック(大分市)開院。
2002年 織部塾開塾。後進の指導にあたる。
2012年 日本東洋医学会奨励賞受賞。
2015年 第19回東亜医学協会賞受賞。
現在 大分大学医学部臨床教授を兼任。日本東洋医学会指導医・漢方専門医・代議員・元大分県部会会長。大分県医師会副会長。日本医師会代議員。
著書 『漢方事始め』(日本医学出版),『吉益東洞先生はそうおっしゃいますが』(たにぐち書店)など。