髙山 宏世 著
A5判 並製 536頁
定価:本体4,500円+税
『傷寒論』だけではもったいない!
2008年の発行以来,好評を博している 『傷寒論』の解説書『傷寒論を読もう』 の姉妹篇,ついに発刊です。 |
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■本書の内容■
慢性疾患を治療するうえで必読の書である『金匱要略』。『傷寒論』と一体不可分のものでありながら,『金匱要略』はなかなか読まれていない。そんな現状を惜しむ著者による『金匱要略』の手引き書。
『金匱要略』を条文ごとに著者がやさしい語り口で解説する,初級者にも中級者にも最適の1冊。
50種の患者イラスト入り「処方図解」付き。
【本書の特色】 |
◇ | 『金匱要略』を条文ごとにやさしく解説。 |
◇ | 初学者にもわかりやすく,ひとりで学べる。 |
◇ | 中医学的な病態分析で,背景にある生理・病理を理解しやすい。 |
◇ | 各篇中で述べられている病態・治療方針・処方を,明解にチャート化。 |
◇ | 臨床に役立つ,50種の患者イラスト入り「処方図解」付き。 |
◇ | 『傷寒論』『金匱要略』に造詣が深い著者による『金匱要略』講義の 経験を,一冊に凝縮。 |
◆あわせて読みたい!
●本書の著者による【三考塾叢刊】シリーズ
☞【髙山宏世先生の著作一覧ページ】はこちら
【著者略歴】 髙山 宏世(たかやま・こうせい)
1934年 鹿児島県生まれ
1962年 九州大学医学部卒業
1963年 九州大学医学部第三内科教室入局
1969年 漢方医学の独習開始
1970年 福岡鳥飼病院内科勤務
1974年 髙山クリニック(福岡市中央区)開業
1979年 寺師睦宗先生に師事
1984年 漢方三考塾(寺師先生)加盟
2005年 日本東洋医学会奨励賞受賞
2007年 院長職を辞任
以後,執筆と講演活動に専念。
所属学会:日本内科学会,日本東洋医学会
主な著書:『腹証図解 漢方常用処方解説』(1988年),『古今名方 漢方処方学時習』(1998年),『弁証図解 漢方の基礎と臨床』(2003年),以上3冊は
漢方三考塾叢書,日本漢方振興会漢方三考塾発行。
『傷寒論を読もう』(2008年,東洋学術出版社),『漢方赤本』(『腹証図解 漢方常用処方解説』電子版,株式会社オポチュニット,2011年),『臓腑経絡・三焦の弁証と処方』(分担執筆,2011年,たにぐち書店),『いのちを養う漢方講座』(2013年,たにぐち書店),
『金匱要略も読もう』(2016年,東洋学術出版社),
『腹証図解 漢方常用処方解説[改訂版]』(赤本)(2019年,東洋学術出版社)。