小髙 修司 著
A5判 並製 208頁
定価:本体2,400円+税
「コタカ式」がん治療のすべて
中国医学によるがん治療の経験を積み重ねて25年。その経験の集大成がここに――
■本書の概要■ |
◆ | 著者は,日本では比較的早期から中国医学に取り組み始め,日本の臨床現場で,ベテランの中国人中医師から直接,基礎と臨床の手ほどきを受けた特異な経験をもちます。 |
◆ | 煎じ薬を中心とした臨床に取り組み,25年前に中国医学による専門医療を目的としたクリニックを開業してからは,特に中国医学によるがん治療の経験を数多く積み重ねてきました。 |
◆ | 著者は,これまでの経験から,がんを始めとした様々な病気の根本には「冷え」があると考えるに至り,治療では補陽を重視し,食生活など普段の生活から体を冷やさないよう主張しています。 |
◆ | 本書は総論と各論からなります。総論では,著者が中国医学に取り組んだ経緯から始まり,がん発生の根本となる生活習慣や中国医学の特徴・有用性を紹介しています。各論では,臓器別に中国医学によるがん治療について記し,症例を中心に「コタカ式」がん治療の実際を紹介しています。 |
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【略歴】 小髙 修司(こたか・しゅうじ)
1971年東京医科歯科大学医学部卒業。医学博士。
東京医科歯科大学・国立がんセンター・東京都立豊島病院で,外科医として頭頸部領域のがん患者の治療に専念。その治療経験から,西洋医学のがん治療のあり方に疑問を持ち,診療・研究のかたわら全人的思考法に惹かれ中国医学を学ぶ。1988年都立豊島病院東洋医学専門外来初代医長に就任。都の姉妹都市である北京市より派遣された8人の中医師より個人指導を受け,外来診療を通して中国医学の診断法および用薬法を学ぶ。1993年中国医学による専門医療を目的とする中醫クリニック・コタカを開業。