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『別冊・常用生薬一覧表』
焦 樹徳 著
国永 薫 訳
B5判 並製 72頁
定価:本体1,000円+税
『名医が語る生薬活用の秘訣』収載の内容が
一目でわかる生薬一覧表
本書は『名医が語る生薬活用の秘訣』第2講から第9講に収載されている見出し生薬308味について,各生薬の「性味・帰経」「主な効能」「主治」「配合応用」「用量・用法」「使用上の注意」を表の形にまとめたものである。
◆本書の特徴◆
◇ | 表は『名医が語る生薬活用の秘訣』の第2講~第9講の各講の内容と対応しており,同書を読み進める際,あるいは読後の復習時に役立つ。 |
◇ | それぞれの生薬の特徴が簡潔にまとめられているため,手軽に生薬活用の要点を把握するといった本書単体での活用も可能。 |
◆本書活用のポイント◆
◇この薬はこの病や証に効くといった型どおりの単純な暗記にならない
ために
【ポイント①】薬の効能・主治のみでなく,「性」「味」「帰経」もしっかり覚える |
☞ 薬物の効能・主治の多くはこれらの要素によって決定する。
◇中薬学習のカギは「配合応用」の技術をいかに熟知・掌握するかに
ある
【ポイント②】薬の単独の効能・主治を理解するだけでなく,ある薬とある薬の配合が,どのような病,どのような証,どのような症状を治療できるのかをきちんと記憶する |
☞ このような配合からは1つの中薬では得られない効能が生まれる。
これこそが中薬の特徴である。
【著者略歴】
焦 樹徳(しょう・じゅとく)
1922年生まれ。河北省束鹿県(現・辛集市)出身。幼い頃より外祖父に就いて中医と古典医籍を学ぶ。また通信教育により中医学・西洋医学を系統的に学ぶ。1941年医業に就く。1951年北京市立第二医院の内科医師となり,西洋医学も研鑽するかたわら蒲輔周・黄竹斎・秦伯未ら名中医の教えを受ける。1955年より「西医学習中医研究班」に参加。1958年から北京中医学院(現・北京中医薬大学)内科教研室に配属され,教育に携わる。1984年,北京中日友好医院に赴任。内科疑難重病の治療を得意とし,特に痹証には造詣が深く,「尪痹」という新たな概念を創出した。一方,各国の中医学研究所の顧問となって学術交流に努めるなど,国際的にも活躍。代表著作である『従病例談弁証論治』(邦訳名 『症例から学ぶ中医弁証論治』)・『用薬心得十講』(邦訳名 『名医が語る生薬活用の秘訣』)・『方剤心得十講』などは海外でも翻訳出版されている。中国中医薬学会顧問,中国中医研究院研究生部客員教授,『中医雑誌』編集委員など,数々の要職を歴任。2008年6月,病のため北京にて逝去。享年86。
【訳者略歴】
国永 薫(くになが・かおる)
1965年 東京生まれ
1988年 東京薬科大学卒業
製薬会社勤務後,横浜にてサカイヤ薬局・いまい漢方薬局勤務。
2013年4月まで,横浜・東京にてくま薬局勤務。
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