西田 皓一 著
B5判 並製 144頁
定価:本体2,600円+税
すべての医師と鍼灸師に!
針灸のもつ効果の高さに驚き,自ら針を持ち,臨床経験を積み重ねてきた医師・西田皓一氏が,すべての「医師」と「鍼灸師」に向け,針灸によって運動器疾患を治療する価値を示す。
[本書の内容]
運動器疾患とは東洋医学でいう「経筋」の病のこと。
東洋医学では2千年前から「経筋」の病を針灸によって治してきた。
針灸には運動器疾患にたいする十分な経験と智慧がある。
西田氏はすでに,経筋について体系的に解説した『【図解】経筋学―基礎と臨床―』(東洋学術出版社)を上梓しているが,今回は運動器疾患にスポットを当て,具体的な治療法を余すところなく披露する。
さらに西田氏は,針灸によって運動器症候群による「寝たきり」予防をはかれる点や,医療経済的効果の高さからも,運動器疾患に針灸を用いる有用性を強調する。
どうして運動器疾患に針灸治療なの? |
◇ | 運動器疾患には針灸が最も効果的 |
◇ | 針灸で運動器症候群による「寝たきり」予防がはかれる |
◇ | 医療経済的効果の高さにも注目 |
◇ | 針灸はあらゆる部位のスポーツ障害にも効果を上げられる |
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◆本書の著者・西田皓一先生の著書
【著者略歴】
西田皓一(にしだ・こういち)
1937年6月生まれ。
1963年神戸医科大学卒業。
1964年神戸大学医学部循環器内科入局。
1966年神戸労災病院内科勤務。
1975年高知県農協総合病院内科医長。
1977年西田順天堂内科を開業し,現在に至る。
2004年高知大学医学部非常勤講師。
2006年より高知大学医学部臨床教授。
開業と同時に 現代医学と東洋医学の両方の立場から治療してきた。
著書に『東洋医学見聞録』上巻(1999),中巻(2004),下巻(2007)(以上,医道の日本社),
『【図解】経筋学―基礎と臨床―』(2008),
『針灸一穴療法』(2008,共著)(以上,東洋学術出版社),『瘀血を治す』(2008),『抜缶療法の臨床応用』(2009),『「遠位置針―患部運動」による疼痛緩和療法』(2010)(以上,ヒューマン・ワールド),『線維筋痛症は針灸治療で治せる』(2008),『奇経療法の臨床応用』(2011)(以上,たにぐち書店)。
監修に『目の体操』(マキノ出版,2005)がある。
2008年『東洋医学見聞録』が評価され第22回「間中賞」を授与される。