神戸中医学研究会 編著
A5判 並製 364頁
定価:本体4,800円+税
神戸中医研の名著新たに,第3版!
*中医学の全体像を1冊の本にまとめた解説書としてすでに高い評価を獲得し,30年にわたって版を重ねてきた名著の第3版。
本書は,中医学の生理観・病理観から,中医学特有の診断方法,弁証論治の概要について網羅し,中医学の世界へ誘うナビゲーターとしての役割を担ってきた。
新装版では,中医学の原点に戻って,弁証論治にいたる基礎,とくに最も中医らしい考え方である陰陽論や,人体を構成する基礎物質に対するとらえかたなどで,旧版とは一新。
〈1〉中医学の特徴: | 中医学の大きな特徴である「統一体観」と「弁証論治」を解説。 |
〈2〉基礎理論: | 中医学の「生理」(精・陰・陽・気・血・津液,臓腑,経絡,陰陽,五行)と,「病理」(病因と病変)を解説。 |
〈3〉四診: | 中医学特有の診断方法「望診」「聞診」「問診」「切診」を解説。 |
〈4〉弁証論治: | 中医学における診断と治療の全過程である弁証論治を解説。すべての弁証の基本となる「八綱弁証」,人体の機能面・物質面に重点をおいた「気血津液弁証」「臓腑弁証」,外来の病邪や病理産物にたいする「病邪弁証」,急性の発熱性疾患にたいする「外感熱病弁証」について述べる。 |
〈5〉治療法則: | 弁証結果にもとづいて当面の状態を最適に導く手順をきめる「治則」と,治則に応じた具体的手段を選択する「治法」を解説。 |
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