風間 洋一 著
四六判 並製 360頁
定価:本体2,800円+税
どうすれば患者を治せるのか
◆漢方治療の醍醐味を知る。
◆漢方医の日常の診察風景・思考過程をありのままに記した、102症例。
◆<経方・後世方・中医学>の学術思想を学び、臨床現場で日々患者を治すための道を探求。
◆『中医臨床』の好評連載、「私の診察日記」を書籍化。
本書の特徴
◆カゼから難病まで、さまざまな疾患を漢方で治していく診療の様子を、ありのままにつづる。
◆患者の病態をどのように捉え、どう処方を組み立てて治療するか、思考過程がよくわかる。
◆「日本漢方」も「中医学」も、「経方」も「後世方」も、よいものをすべて取り入れて最善の治療を追究する。
◆著者の人柄や漢方に対する思いが伝わる小エッセイを、随所に散りばめる。
◆漢方診療を模擬体験したい方、初級から中級・上級の漢方専門家まで、幅広い層の読者にとって面白くてためになる一冊。
【著者プロフィール】
風間洋一(かざま・よういち)
1948年 東京で生まれる。
1976年 東邦大学医学部卒業。
東邦大学附属大森病院第二内科。
1977年 東京女子医科大学脳神経外科。
1978年 東邦大学附属大森病院第二外科。
1980年 風間医院開設。
漢方歴:
1976年 日本漢方を学び始める。
1980年 開業と共に、漢方治療を取り入れる。
1990年 独学で中医学を学び始める。
その後、北京中医薬大学日本校を卒業。
さらに上海・北京・広州・南京・四川・山西などの老中医を訪ね、
研鑽を積む。
2002年 温知会(会長・矢数圭堂氏)入会。
現在幹事として運営・講義に参画。