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【書評】 『傷寒論を読もう』
◆風間 洋一先生(風間医院)
本当に良い本が上梓されました。傷寒論は、漢方を志す者にとって恋人のような存在です。魅力的で夢中にさせますが、条文を理解しようと努力すればするほど言っている内容がわからなくなることが屡々あります。途方に暮れて、本意を探るために、友人(色々な解説書)を訪ね歩いても、十分な納得が得られなかったり、極端すぎる意見だったりして、理解できるまでには、大変な努力を必要とします。しかしこのたび三考塾の髙山宏世先生が、八綱弁証に加えて、経絡学説や臓腑学説などを用い、平易な言葉で丁寧な解説をされました。これで惑いやすい条文に出会っても、この本を開けば、彼女の心の言葉(条文)に、誰でも耳を傾けることが出来るでしょう。良い指南書になること請け合いです。
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