柯 雪帆 著
兵頭 明 訳
A5判 並製 544頁
定価:本体5,100円+税
「証」とは何か? 「弁証」とは何か?
中医学の核心「証」をはじめて系統的に解明
わが国における中医学は,すでに初歩的な基礎理論の学習段階を終了し,いまや臨床力向上をめざす次の段階にいたっている。基礎理論と臨床をつなぐキーポイントこそ弁証である。
本書は,証を羅列的・静止的に捉えるのではなく,立体的・動態的に捉えたこれまでにない画期的な解説書である。
1つの証がどのような経過をたどり,どのような予後に至るかを予想してはじめて,現実性のある臨床を行うことができる。